真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2020/11/20)

情報を得るためにツイッタのD4DJのアカウントだけフォローしておいた。といっても特に得たい情報があるわけではないが、12月13日にHappy Around!の1st LIVEがあるということで料金は4500円と意外と安いなと思い、もしPhoton Maidenがいつかやるのならという感じだが、う~ん……俺は声優に興味がなく積極的に行きたいわけではない、MCとかもあまり聞きたくなくて、できればお歌だけ聞いていたい、という感じなので、でもまあ一度くらいは体験したほうがいいのではないかという感じである。

ところでVTuberのホロライブというもののキャラ一覧を見てみたが、有名監督が言ったとされる言葉を借りるとおま○こを舐めたくなるキャラがいない……だがライブは盛況だったという。

もはやこっちがオタクのメインコンテンツらしい。あとキャラデザも今の人気はこういったロリロリフェイスなんだろう。もちろん俺はD4DJのキャラデザが好きだしそれがいいのだが。

バンドリはアニメのあとにアプリがリリースされて流行ったという。D4DJはもうアプリが出て終わってるしだめだろ。あとカバーの選曲がおっさん向けとか言われてる。自分はそこにはまったわけではないけれど……

とここからも文章を続けて書いたのだが、さすがに内容がネガティブすぎるような気がするので消すことにした。言いたかったのはメインキャラクターの真秀ちゃんのツートン髪に耳上ピアスをしているような造形はやさぐれ不良少女のように見えてアニメオタクの方々は拒否感を持つんじゃないのかということと、ピキピキはハピアラに対して年下をいびるようなライヴァルとして立ちはだかりそうに思えるけどこれからどうなるのかわからないということと、ブシロは今後最低5年くらいは責任を持って新曲をリリースしてくださいということです。

ああ今日は金曜日でBS日テレで放映日だ。自分がわざわざリアルタイムでアニメを視聴するのは本当に珍しくて、テレビの前で待機して見てる。楽しみだな……

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(2020/11/15)

私が二次元のキャラに恋愛感情を持つというようなことはもうとっくになくなったのであるが、やはりそんなことはないほうがいいのであった。二次元キャラに情欲を向けるのはいい、何故ならそれはオナニーである程度解消できるだろう。だがガチ恋心はつらく、できればしないほうがよろしい、なぜなら単純に報われないからである。最初はアニメや他の何らかのコンテンツでその好きになったキャラを身近に感じられるかもしれないが、一年中ずっと同じアニメを見ていられるような人は少なく、何らかのゲームアプリのようなものであってもせいぜい数年間続けられるだけだろう。止めてしまえばあとは当然相手を現実生活の上でリアルな存在として感じられなくなり、恋愛感情は消えていかざるを得ない。世の中には同じキャラにずっと感情を抱き続けることのできる人がごくまれにいるようだが、私には無理である。そしてそれが自然だと考えるしかない。私はここ数年ずっと同じキャラでGを続けているようではあるが、それは恋愛感情というほどのものではないからで、同じAVをずっと見続けているのとそんなに事情は変わらないのである。
ただ昔一度、とあるキャラクターに恋愛感情を持ち、そのキャラクターの運命がつらく、といってもストーリものの作品ではないのであるが、そういったことがあり、そのキャラクターは私にとってまるで女神イシスの化身のように思われたのであった。だがそれも昔のことで、その後とあるエロゲをやったときにはゲームにより疑似恋愛体験をさせられたのであったが、しかしその感情が日常生活にまでは及ぶことはなく、もはや二次元キャラに恋心を抱きある程度幸せな気分を得るというようなことはできないことを感じ取ったのであった。あと私は今までアイドルにはまったようなことも一度としてないのである。たまたまテレビを見てかわいいと思い気になるようなことがあってもネットで名前を検索して終わるだけで、タレントの誰それを好きになったようなこともない。ただアイドルにはまる人の心理が理解できないというのではもちろんなく、現象として興味深いものではあった。今この世の中にはアイドルに、はたまたVTuberなどにガチ恋をするような人間が大勢いる。だが一体この地上のどこでただの冴えないファンにすぎない人間がアイドルやVTuberガチ恋をして報われたことがあるというのだ? 最終的に双方幸せになったというような出来事がただの一件でもあるのかさえ怪しい。もちろんガチ恋でなくともただアイドルを推したい、応援したいという人が大半だろうが、私にとってアイドルの楽曲はそれほど魅力のあるものではなく、それ故にアイドルまたはラブライブを筆頭としたアイドルアニメなどにも真剣に入れ込むようなことはなかったのである。

それが、である。ああ、なんということでしょう。

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女神様が我々迷える衆生の元にお姿をお現しになられた……

ここで滔々と自分の想いを語るようなことはもういいだろう。ただ、私が懸念していることが一つある。D4DJの人気がなく今後も売れずにどうやっても人気が出ないであろうことだ。メインターゲットのオタクたちにはそっぽを向かれ、碌にアンチさえ存在せず空気となっているようである。もちろん好きでそうやってるわけじゃないが、なぜ私は不人気作品ばかりに入れ込んでしてしまうのか。当然みんたむのような売上厨のアニメファンはD4DJなどアウトオブ眼中である。3Dアニメである点も私は好きなのだが、元のキャラデザは絵柄が古臭い、さらにはケバいなどと散々な言われようである。山手響子ちゃん可愛いだろッ! ヘスティアほどオタクに媚びたデザインでもなく脱いでもいないがどういうわけか今期最高ヒロインのような扱いを受けているイレイナなんてもうフィギュア発売決定ですよ。D4DJなんて各キャラのアクリルスタンドが出ただけ(笑)一体なにが悪かったのか……それでなにがつらいかというと、いくらブシロマネーを豊富につぎ込むといっても売れないコンテンツに何億も注ぎ込むはずがなく、このまま売れないと今後新曲が作られないだろうことを懸念しているのである。私はUKのboaというバンドとスウェーデンCaramellというユーロダンスグループの曲をもう何年も聴いているのだが、この二つはそれぞれ実質二枚のアルバムくらいの楽曲数しかないものの、やはりどれも名作なのである。そのためできればD4DJ特にPhoton Maidenには二枚くらいはアルバムを作って欲しいという思いがあるが、だがまったく売れないとなるとこのまま数曲を出しただけで終わってしまうだろう。Photon Maidenのような無限の可能性を感じられるユニットでさえこのまま潰えてしまうのか? つらい。非常につらい。

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「僕はほんとうにつらい。」(『銀河鉄道の夜』からジョバンニ)

前半と後半で文章の繋がりがなくなってしまったようだがそろそろ疲れたので今日はここらへんで終わることにしたい。 

(2020/11/13)

「瞼を開いて 手を伸ばしてみて フォトンにふれるでしょう」

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「なんちゅうもんを食わせてくれたんや…なんちゅうもんを…」

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この心境である。

 

出雲咲姫chanが光子の乙女すぎる。

Photon Maidenメンバーのお胸には光子が詰まってるんだろうな。

出雲咲姫chanは森羅万象について光の叡智を授けるために地上に降臨した女神にしか思えなくなった。

もうちょっと真面目なことを書こうと思ったがPhoton Maidenの衝撃(特にDiscover UniverseとHere's the light)で何も手に付かなくなってしまった。今日のD4DJ楽しみだな……

(2020/11/11)

D4DJが気になりすぎるのでアニメの1話を見てみた。どうやら俺がBS11で見たのはまだ1話だったらしい。すぐにチャンネルを変えてしまったせいでわからなかった。内容はあまりにも女の子がキラキラしすぎて見ていて本当に胸がつらくなるな……こんな何の苦悩も知らないような女の子がDJという世界で輝いていると思うと本当に死にたくなるな。まだオープニングに出てきたPhoton Maidenの出雲咲姫chanは出てこないようだった。これは出雲咲姫chanが本編に出てきたら本当に心痛で死にそうになるな。日本のどこにD4DJを心を痛めて見ているオタクがいンだよ。それにしてもタイトルがD4DJ First Mixって二期前提なのか? 爆死して制作されない可能性も十分にあるだろう。今後はBS11で毎週録画するかリアルタイムで見るしかないな。俺がアニメ完走したら奇跡だわ。ラブライブラブライブサンシャインも6話くらいまでは面白かった記憶があるんだが、あとアイマスシンデレラガールズのアニメも途中まで見るには見た。あとヤマカンが作ったアイドルアニメの1期も見たはず。でもあんなプロデューサーのおっさんとか大人の事情はいらないんだよな。D4DJは女の子が自主的に何かやってる感じでいいけどそれがつらいな。久々にアニメを見てこんなつらい思いをするとは思わなかった。俺にはもうただつらいだけでかわいい子を見て癒されるとかそんなことはないんだよな。出雲咲姫chanが出るなら早く出てきてほしいんだわ。グルミクというアプリがあるらしいけどやらんからな。なんかすごい宣伝してるらしいけど結局流行らずに終わるんだろな。まあいいけど。出雲咲姫chanは凄腕DJらしいけどまるでコンパニオンとかショーガールのようでつらいな。

『アナと雪の女王2』(アナ雪2)感想

ややネタバレあります

 

・衝撃的だった。

・エルサのイントゥ・ジ・アンノウンでもう泣いてしまった。

・とにかく美しい映像。4kスクリーンの吹き替え版でよかった。天気の子とジョーカーも4Kスクリーンで観たが3DCGの作品が最もリアルに見え大画面の恩恵があると感じる。

・しかしディズニー映画の3D映像の上映はもうやっていないらしい!あの映像は3Dで観たかった。4DX2Dはあるが4DX2Dというものは一体だれが得をするのだろう。

・話に把握できない部分があり作品のポリティカルな部分がよくわからなかった。だが私が感動したのはInto the Unknownに象徴される憧れの基調であり、その表現だったのである。

サーミ人に関してのポリティカルな部分は町山智弘の映画ムダ話で詳しく語っていた。50分近くあり購入した価値があった。

・反発がありそうな「水は記憶」。だが水や海を記憶の比喩とするならそのとおりである。ヘリダーリンの詩『追想』のなかの「記憶を与え、奪うのは海」

・エルサの正体。Show Yourselfを歌う場面でエルサは”脱皮”するのだがここも感動的で、やはり歌はエルサの独断場だ。前の日記のアナ雪1の感想でエルサがミサンドリーを持っていたら面白いのにとかいって大変申し訳なかった。(誤解がないように消しました。町山氏のラジオを聞いてからわかったのだが私はエルサがアセクシャルレズビアンだという発想がなかった)

・これはどうかと思ったのはアナがとった行動だが、あそこは事前にエルサと協議するというふうにしたほうがよかったと思った。

・この映画を観ているときほんの少しだけ昔の感覚が思い出された。

・見たかった北欧の神話的ファンタジー。だがそれをまさかディズニーによって見せられるとは。

・最先端の3DCG技術で実現されるこれがディズニーの魔法である。すばらしい!

・エルサが作り出した芸術品としての氷の馬。八本足ではないがスレイプニルのよう。

アイスランドの岸辺を思わせる海に立つエルサ。

・なんという憧れの表現だ。

・偉大なヴィジョンだ。

・最後のあたりは人類愛の表現にさえ感じる。

・映画が終わったあとは山岡家にラーメンを食べに行った。店内で待っていたらAh-ah-ah-ahと聞こえてきたのでついに私にも声が聞こえるようになったのかと思ったが山岡家でもイントゥ・ジ・アンノウンが流れていたのだった。その後スタバによったが山岡家のラーメンのせいでお腹がおかしくなったのか何回もトイレに行きたくなり、席でイントゥ・ジ・アンノウンの日本語版と原曲の英語を聴いていたらそれだけで涙が出てくるようになってしまって大変だった。

・すぐ影響されるのでノルウェーアイスランドに行きたい。

新海誠監督 天気の子 ネタバレ感想

天気の子 7月19日 観に行く
以下思ったこと感想 大したものではない 最初から最後までネタバレあり 新着に出ると文章が表示されるのでネタバレ防止のため少し記号入れます ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 

・正直なところ、大変つまらなかった。

・バーニラバニラ→マンボーマンボーのコンボ

・夏美が登場するシーンでつらくなった。というのは綺麗で性的魅力のある巨乳のお姉さんという「ファンタジーの女」であり、主人公がその家に転がり込む展開と合わせて非常に都合のいいものと思われたからである。そしてつらくなったというのは、私自身そういった人と会いたいという願望が含まれているからである。

・ヒロインの陽菜が登場するシーンでつらくなった。というのはおさげ髪をした「ファンタジーの女」であり、客ピに無料でハンバーガー渡す従業員なんていないだろという非常に都合のいい展開に思われたからである。そしてつらくなったというのは、私自身そういった人と会いたいという願望が含まれているからである。

・夏美役の本田翼の声がひどいと言われていたようだが、むしろ良かった。

・月刊ムー好きは相変わらず

・今どれくらい経っただろうと思って腕時計を見たら、上映から一時間が経っていた。この時点でもう傑作はないなと思った。

・どうもこの映画は何がしたいのかがわからないといった感じがあった。(加速して面白くならない)

・君の名はの瀧と三葉が出演していたが、既視感はあったものの見ている間は誰だかわからなかった。

・やはり新海の作る脚本はエロゲなんだなと再認識する。

・他に脚本家を雇ったほうがいいという今まで多く聞かれていた意見に肯いた。

・キャラクターも書き割りが否めない。魅力的に描かれているのはヒロインの陽菜よりむしろ夏美なのではと思った。

・というのはどうもシーンが作れていない感があって、主人公とヒロインの交流的なものはどうもなかったというか、あったのだろうか。もうちょっとこう、深くお互いのことを知ろうとするような、そんなシーンを入れればいいのに。例えば主人公はどうしてどのような理由で島を出たとかは語られず、陽菜のほうも母親はどうして死んだのか、それからどのように生活していたのか、そういった詳細の積み重ねを書くこと、またそれをお互いに話すシーンを描くことによって展開が生まれるわけであり、リアリティが生まれていくと私は考える。シーンは一応はあったのだが、だがほんの少し触っただけという感じだ。それが書き割り的に感じられ、ヒロインの魅力のなさにつながっている。

・反対に(あくまで後から振り返ってみてだが)いらないと感じたのは圭介が亡くなった妻の母(?)と会っているところで、このような場面はなくても彼は過去にこのようなことがあったという情報だけで事足りるのではないか。

・つまり中心を疎かにせずしっかりと描くべきだと感じる。うろ覚えだが『君の名は。』主人公とヒロインの視点を大きく離れることはなかったはずだ。

・そして本作の展開は都合がよく、また同様に登場人物が都合よく"配置"されていると感じる。ラブライブサンシャインにおいて特に見られたような「登場人物の瞬間移動」を多くやってしまった。

・本当に失敗しているなと思ったのは、主人公が追いつめられて銃撃が始まりそうになるところで、そもそも何故そこに圭介が都合よくいる必要があるのか、また天野凪まで飛び出してくるのは一体なんだこれはと思うしかない。それまで主人公を止めていた圭介がすぐあとには主人公に協力する、一体何なんだ。だが新海監督としては、ここは盛り上げている場面を描いているつもりなのである。

・「サユリを救うのか、それとも世界を救うのか」(銃を向ける)あれはどういったロジックだったのか未だにわからない。

・圭介と夏美が寺で話を聞き夏美から陽菜によって「人柱」の運命が伝えられるのだが、それは言伝によって伝えられるだけで、それゆえに(ホテルでの場面にしても)自身の運命に対する自覚が非常に弱いものに思われる。(演出されていないと感じる)

・空で眠る少女といったイメージを表出した『空の雲のむこう、約束の場所からしても、今回の「人柱」というテーマは十全に描くことができたのか。

・ただ、である。演出はまずくても、なんとしてもあの人に会いたいという、その思いの表出だけは胸を打つ。

・東京では雨が降りやまず三年間降り続いた。結果東京は水浸しになる。この展開は新海よくやったと思った。世界と大事な人が対比され大事な人を選択するという、わかりやすく、明確である。

・「その時に僕が出した結論は『君の名は。』を批判してきた方々たちが見て『もっと批判してしまうような映画』を作らないといけないと思いました。」←よくわかる

・冒頭のシーンは主人公と陽菜が空から帰ってきたあとだと気づくのに時間がかった。ここも疑問で、主人公がベッドで目を覚まさないというような、思わせぶりなシーンを冒頭に入れる意味があるのか。

・どうしても再会といったテーマを入れたいのか、三年の時間経過。でもやっぱり会いに行く時間はあったし、やはりどうしても最後に再会を入れたいだけとしか思えない。

・しかし、会えてよかった。その安心感だけはある。

・さて終わったあとは、まあいい映画だったなと思えてしまった。本当につまらなかったのだが、そう思えてしまう。というのは数々の駄目な部分は忘れ去ってしまい、なんとしても世界を変えてでも好きな相手に会いたいという感情の表出、実際に出会えてよかったという思い、そして瞬間瞬間のキラキラした情景だけがあとに残るのみだからである。もうちょっと上手くやってほしいという恨みはあるが、それだけでも本作の価値はある。