真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2018/12/03)

京都まで行ってきた。今年は遠出がほとんどできなかったがこれでほぼ最後になるだろう。さすがに寒かった。この時期になると電熱ジャケット必須ですなあさすがに買わんといけん。
京都に行く途中静岡の三保の松原に寄った。夏に行っていたので寄らなくてもいいかなと思ったがちょうど夕方の時間になりそうだったので寄ってみた。この時間になると駐車場は閉まるらしいがバイクなら三保の松原の入り口の近いところにとめても文句は言われんだろうと奥まで行く。

三保の松原

いやはや寄ってよかった、その日はちょうど満月が出ていたのだった、なんという神話的光景! ほんと静岡は住みたいというか生まれたかったな、地 震・原 発・噴 火(富士山の)がなければ冬も雪は降らないし最高の県なんだが。

夜は静岡市におふろcafeというところがあったので風呂に入ってそこで宿にすることにした、だが少し失敗だった、なんといっても全然眠れなかったのだ。リニューアルしてこのおふろcafeという形態にしたらしいがお風呂はリニューアルもされてないらしく露天もない。しかし本と漫画がそろっていてパソコンは自由に使える、コーヒーも無料という感じのオサレな店である。仮眠室があってそこで眠れる。しかしそれなりに疲れていたと思ったから眠れると思ったけど全然眠れん、まじ朝方に15分くらいしか眠れなかった。まあここは泊まるというより夜更かしして本とか読みたい人向けの施設ですなあ。なのでまだ暗いうちに出発した、その日のうちに京都に着く予定だったので。もちろん下道で、である。

静岡特有の長いバイパスを走る、朝日は綺麗だったが、寒い。浜名湖のジョイフル(ファミレス)で寒さを癒すとともに朝食にする。
愛知県の国道23号を行く、愛知は車が多すぎる、名古屋に入ってからの国道23には車がずらずら並んでいる、車が多すぎる故に信号が一つあるせいでその何キロも手前まで渋滞してるっぽい、ほんと最大の車県ですなあ。なおバイクは全然見なくてひたすらに車の間をすり抜けて進んだ。

さて23号から1号で京都に向かうのはつまらなかったので(国1は何度も走っているので)、国道421の方から行くことにした、途中三重県いなべ市のイオン大安店に寄った。風が寒いので寒さを少しでも和らげようとグローブの下に軍手を付けることにしたのだ。このイオンが田舎にあって興味深いとともになんかつらくなった、田舎のイオンに行くとなぜかそんな気分になる、レストランとかゲームセンターとかあって人がいると宇宙の片隅にいるような気分になってしまうのだ。

滋賀の近江八幡市まで行くと渋滞している、渋滞していたがなんとか8号で進む、途中丸亀製麺を食べて暖まる。あとは京都に向かって一直線、京都の南の方にあるネカフェの快活クラブに暗くなってから着いた。京都は安い宿が多くあるので本当はネカフェより宿の方がいいんだけどその日は人がいっぱいでもうどこも取れなかったのだった。
前日眠れなかった割には途中眠くもならず京都に着けた、さすがにその日は着いてすぐにぐっすりと眠りました。起きてからネットで情報を調べ朝の5時過ぎに出発。

まあ朝なのでどこもやっていないので、伏見稲荷に行くことにしていました。前にも登った稲荷山にまた登ってみようと。さすがに山の上の方はほとんど人はいずよかったのだがやっぱり数年前に行ったときの方がいいな、あの時の京都は雪が降っていて最高で前にも書いたことがあると思うけど稲荷山はまじで異界の入り口といった感じで雰囲気は最高だったのである。

伏見稲荷

伏見稲荷

さてそれからは時間との戦いだった、今回のコンセプトは京都弾丸紅葉観光である。ゆっくりと歩いて回るなんてことをせずバイクの機動力を活かして特に郊外のスポットに行ってみることにしたのだ。

伏見稲荷から毘沙門堂門跡まで、滞在は15分くらい→東山周辺を廻るため岡崎公園にバイク駐輪→徒歩で高台寺、人も少なくなかなかよかった→徒歩で南禅寺南禅寺は入るだけなら拝観料もなくよかった、有名な水路がある→徒歩で禅林寺 (永観堂)、ここは紅葉がすごかったがこの期間は拝観料が1000円に跳ね上がるためあきらめた。→駐輪場の方に戻りそこから平安神宮が近かったので寄ってみた。見ただけ。滞在1分。→バイクでラーメン激戦区の一乗寺まで行く、昼食だが行きたいラーメン屋はやはり並んでいたので一番並んでいないところにした、そこで食べたラーメンのスープは天下一品インスパイアという感じでうまかったのだが麺が柔らかすぎる、なんだあの麺は!あれはおしいなあ。ほんとは天下一品の総本山がよかったんだけど行列必須なので。→圓光寺、ここの紅葉のピークはまだまだっぽかったなあ、昼過ぎになりさすがに人が多くなってきていた。→機動力を活かし今度は京都の東から西へと反対側の源光庵まで行く、しかしここまで来るともう寺に行くのも十分という感じだったので行ってみてバイク止める場所もないし行っただけであきらめて引き返しました。弾丸旅に必要なことは計画後も行くべき場所に固執せずあきらめることが重要→貴船神社、完全な郊外だがよくこんなところまで人が来るなあ、しかし神社は評判の割に全然大したことない!人多い、滞在5分で帰った。→三千院、もはや結構疲れているので駐車場から歩くのも面倒だし金かかるしで寄らずに帰りたかったがここまで来たのだからと仕方なく寄りました。三千院から帰るとあたりは日の落ちるころだった。

南禅寺

圓光寺の山から

で京都を離れ帰った。そこからは琵琶湖湖西道路を通り岐阜まで行こうと思っていたのだが途中で計画を変更、素直に福井の日本海側から帰ることにした。もう暗くなっててなにより寒いのでエネルギー消費の少ない方を選んだのである。道はもちろん下道である。暗い中を山を越えたり延々と走るのである。

福井まで来て前に来たときには食べなかった武生のボルガライスというオムライスにトンカツが乗っている珍妙な料理を食べたかったのでヨコガワ分店によった。それにしても寒い。ボルガライスはなかなか美味かったがもうちょっと量が欲しい。しかしオムライスって普通はケチャップだと思うんだけどウスターソースが合うんですな。有名なソースかつ丼といいソース文化なのだろうか。あとは福井市に入り寒さをどうにかするためにスパ銭湯に入ったあとにネカフェで寝た。

ボルガライス

あとは帰るだけ、特にどこに寄りたいということもなかったので延々と国道8号を走る。ジョイフルで一回だけ休憩。富山の朝日町から北陸道に乗り(やっとここで高速に乗った)、高速も走っているとだんだん飽きてくるので米山インターで下りてあとは下道で帰ります。暗くなる前のいい時間に帰れました。

しかしやはり思うのだが結構行っているものの神社仏閣がそんなに好きではないんだよね。一番よかったのが京都よりも三保の松原で、それに名所と呼ばれている場所よりも何気ない風景に感激したりする。京都ももう飽きましたなあ。なんか名所に行きたいというよりも事前に建てたミッションを遂行することに喜びを感じている気がする。やはりバイクで走っているときのほうが楽しいですなあ。(スポーツ走行がしたいというわけではもちろんなくただ自転車感覚で町を巡ったりして走っているのが楽しいのである)京都なあ。今回の弾丸旅で京都に対するカルマが落ちたかなあ。もういいかなあ。次はまだ空白地帯なので紀伊半島でも行くかなあ。