真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/09/02)

今朝の夢。私は空中を登ることを試していた。存在しない階段を上るように片足を上げ、その足が下に落ちないうちにもう片方の足を更に上げ、そのような方法で登っていくというわけだ。

ドラえもんの漫画で強力うちわ「風神」というものがあり、このうちわを両手に1つずつ持って、はばたいて空を飛ぶという話だった。昔この話にロマンを感じた。

無意識的な感情は容易に異質な物事のあいだの接続を行う。思考は抽象的なレベルの関連を意識的に見出す必要がある。

昔書いた短めの小説を今読む。それらは確かに自分が書いたはずなのだが、異様で異質なものに見える。内容がアナクロニズムすぎるのだ。例えていえば、全然内容は違うのだが、20世紀初めの西洋で書かれた怪奇小説がある意味新しくなり現代的な様相をまとって過度に翻訳調の文章で書かれたとして、それを読む人はどう思うのだろう(しかし、この例えも実状とは異なっている)。舞台は日本ではなく、どこかの架空の国で、日本人名も出てこない。自分が昔小説において意図したことが、到達できないまま中断され投げ出されていると感じる。ある意味純粋ではあっても、正視に耐えない。プロットに不満はないというか、そこは直せない。では文章を直すだけでいいのだろうか。しかし、もったいない。