真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/09/07)

小説の文章というものは、やはりとても難しい。意識的にうまく書こうとしないと書けるようにならないことを知ったのはそう昔のことではない、というか最近だ。村上春樹は文章を書く技術についてある程度は努力でどうにかなるが最終的には才能、と言っていて、それは正しいのだろう。ただ村上春樹も「風の歌を聴け」からの初期のいくつかは完成されているとはいえなかったから、もちろん相当な努力をしたのだろうとは思うが。その後1Q84くらいになってくるともう完全に完成されているよね、文章だけは。ただ、文章と内容は分けられないと思っていて……(以下、続きなし)

毎日こんな思い付きの文でも書いていれば、少しはやる気になるだろうか。

幻想的な箇所よりも日常的なシーンを書くほうが難しかった。

私は「言語的感覚」とか「言語的感受性」というようなものは全くなくて、日本語で書かれた長い小説のどんな長い描写も難なく読み通せるような人がいますが、そんなことはできないので、それは少し羨ましいというのがある。性格診断INFPの人は言語能力に長けていると書かれているが、いやあ……自分は外国語もできませんね。

思ったのだがなんとかやる気を出そうとして毎日同じことだけを継続しようとするよりも、興味を変えて(言うまでもなく勝手に変わってしまうが)、その時にその都度興味のあることをやりながら、なお継続しようとすることを視野に入れるようにしながらやっていったほうがいいのかもしれない。INFPは新しいアイディアを得ることで不健全状態から脱するということもあり、アイディアの源泉を止めてしまおうとするのではなく、それに多血質なので一つのことだけになんとか集中しようとしても、そもそもできないのである。努力を一点集中させようとするのではなく、色々なことをやりながらもただ一つのことだけは忘れないというか。