真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/10/06)

もはや県内で出かけることさえ少なくなってしまった。映画のことしか書くことがない。

映画『アバウト・タイム』部屋にアメリのポスター貼ってあるし20代女性絶賛的なリア的な実に嫌な映画である。人生についての映画なら「ベンジャミン・バトン」を見ましょう。

絶対に自分には合わないだろうと思っていた小津安二郎をこの際見てみようと「秋刀魚の味」を見てみたがやはり合わなく2分くらいで飛ばして閉じた。おそらく野外の映像は少なく密室的なコントをやっているように見える。日常的な風景を撮る映像は好きだが日常的な物語はかなり苦手なんである。私にとっては何一つ面白くない。

映画『ヒミズ』また園子温の映画見てやった。漫画原作のせいなのか漫画的にきちがいが誇張されたヒロインにイライラした。冷たい熱帯魚の最後のほうで片鱗が見られたが、感情を声高に叫ぶ表現が続き本当に嫌な映画だと思った。ラブライブ、あの花、言の葉の庭のような感傷的表現また感情を声高に叫ぶ表現は私にとって本当に敵なのである。どうやら311後に脚本を書き直し震災映画にしてしまったらしい。取ってつけたように収まりが悪いはずだ。あと何故園子温クラシック音楽の一部分をBGMとして繰り返すのか、同じBGMをリピートするのでさすがに何度もやられるとあきてくる。ただ宮台真司がテレビ出演していたシーンは笑った。あのシーンはよかった。このままだと園子温のアンチになるしかない。

今のところ震災をテーマにした映画の最高は「夢の女 ユメノヒト」

文句だけ言って終わってしまった……