真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/11/13)

『三体』一応読み終わったことにして図書館に返す。最初はあまり面白くなく後半から面白くなってくるという声が多いようだが、逆であった。半分くらいまではなかなか面白かった。その後は残り5分の1のところくらいまではさっさと流すように読み最終的には最後のページを確認しただけであった。ハードSFわからん。文革とかVRの始めのほうとかお寺の場面とか主がどうとかの方が物語の期待感があってよかった。どうにもSFはだめだ。伊藤計劃とか非常に持ち上げられていて読書人必読のような強迫性があって苦しく感じる。『ハーモニー』はアニメーションでどうにか最後まで見た。が『虐殺器官』は苦しい。映画でいうと『インターステラー』とか最初から最後まで何が起こっているか本当によくわからなかった(同様にまるで何が起こっているのかわからなかった映画に『ミスティックリバー』がある)。でも『2001年宇宙の旅』は好きなんだよな。小説だとアーサー・C・クラークの『幼年期の終わり』とか『都市と星』は好き。あずまんの『クォンタム・ファミリーズ』は読めた。しかし『クリュセの魚』は後半が全然わからん。恋愛物語とかいう宣伝は嘘で最初にちょっとそんな話があるだけあとはよくわからんSFだからパッケージで誤魔化さないでくださいという気になる。あーっあとはレムの『ソラリスの陽のもとに』があった。あれもようわからん。映画もまあ見たけど。レムの他の作品もよくわからない。でも数えるほどしかSF読んでないからそれだけで苦手と遠ざけてしまうのはよくないかもしれない。

ベケットマロウン死す』ちょっと前にやっと読み通せた。言いたいことがあったが日にちが経ってしまい、面倒になる。

今はまたカフカを読んでいる。カフカの短編や断片のようなものは以前に読んで好きだったのだが長編はきつかった。がやっと『審判』『城』を読み通した。やはり少し、言いたいことがある。