ややネタバレあります
・衝撃的だった。
・エルサのイントゥ・ジ・アンノウンでもう泣いてしまった。
・とにかく美しい映像。4kスクリーンの吹き替え版でよかった。天気の子とジョーカーも4Kスクリーンで観たが3DCGの作品が最もリアルに見え大画面の恩恵があると感じる。
・しかしディズニー映画の3D映像の上映はもうやっていないらしい!あの映像は3Dで観たかった。4DX2Dはあるが4DX2Dというものは一体だれが得をするのだろう。
・話に把握できない部分があり作品のポリティカルな部分がよくわからなかった。だが私が感動したのはInto the Unknownに象徴される憧れの基調であり、その表現だったのである。
・サーミ人に関してのポリティカルな部分は町山智弘の映画ムダ話で詳しく語っていた。50分近くあり購入した価値があった。
・反発がありそうな「水は記憶」。だが水や海を記憶の比喩とするならそのとおりである。ヘリダーリンの詩『追想』のなかの「記憶を与え、奪うのは海」
・エルサの正体。Show Yourselfを歌う場面でエルサは”脱皮”するのだがここも感動的で、やはり歌はエルサの独断場だ。前の日記のアナ雪1の感想でエルサがミサンドリーを持っていたら面白いのにとかいって大変申し訳なかった。(誤解がないように消しました。町山氏のラジオを聞いてからわかったのだが私はエルサがアセクシャルやレズビアンだという発想がなかった)
・これはどうかと思ったのはアナがとった行動だが、あそこは事前にエルサと協議するというふうにしたほうがよかったと思った。
・この映画を観ているときほんの少しだけ昔の感覚が思い出された。
・見たかった北欧の神話的ファンタジー。だがそれをまさかディズニーによって見せられるとは。
・最先端の3DCG技術で実現されるこれがディズニーの魔法である。すばらしい!
・エルサが作り出した芸術品としての氷の馬。八本足ではないがスレイプニルのよう。
・アイスランドの岸辺を思わせる海に立つエルサ。
・なんという憧れの表現だ。
・偉大なヴィジョンだ。
・最後のあたりは人類愛の表現にさえ感じる。
・映画が終わったあとは山岡家にラーメンを食べに行った。店内で待っていたらAh-ah-ah-ahと聞こえてきたのでついに私にも声が聞こえるようになったのかと思ったが山岡家でもイントゥ・ジ・アンノウンが流れていたのだった。その後スタバによったが山岡家のラーメンのせいでお腹がおかしくなったのか何回もトイレに行きたくなり、席でイントゥ・ジ・アンノウンの日本語版と原曲の英語を聴いていたらそれだけで涙が出てくるようになってしまって大変だった。