真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/12/26)

映画『哭声/コクソン』祈祷シーンで爆笑した。映画史に残る祈祷シーンだった。お話はちょっと寓意的でそれよりはもうちょっと謎のまま残すほうが好きかもしれない(寓意的なものというのはだいたい決まった解釈ができるので)。

映画『ムカデ人間ムカデ人間1は日本人役の人の演技に吹かざるを得ない。絶命シーンは変な台詞を言って倒れるのだが一体この映画はなんなんだという体験をすることができた。
2はグロいだけでつまらない。デジタルの白黒の映像って綺麗なだけであんまり美しくないなあと。
3は持ち直して面白かった。トム・シックス監督が役者として出る。グラサンをかけた中田英寿みたいだ。演技はなかなかうまいと思う。ゲロ吐いて笑った。この刑務所ってどこで撮ってるんだろう。劇中では暑い暑いと言っているが。
しかしやはりこの映画評判は悪いというか映画サイトの点数は低い。
トム・シックス監督の新作The Onania Clubが今年出たようだが日本ではやはり公開はないんだろうか。円盤発売してほしい。

『移動都市/モータル・エンジン』ピーター・ジャクソン製作だがどういうわけか大爆死して192億円もの大赤字を垂れ流してしまったらしい。しかしなかなか悪くなくて最初の10分しか見所がないとか言われているがそこしか面白くないなんてことは全くない(むしろそこが見れるなら最後まで見れるだろうという)。移動する都市、飛空挺、空に浮かぶ街、壁に張り付いた街とヴィジュアルは素晴らしい。脚本は確かに完璧とはいえないかもしれないが。しかしロード・オブ・ザ・リングがよくてこれが悪い理由ってなんだ? 原作の知名度には差があるが……日本での上映はなかったらしいが3Dか4DXで見たら満足度が高かったかもしれない。なんと全編8Kで撮影してしまったらしい。レンタルだが円盤の映像特典が充実していて自信ありげなのが泣かせる。今後どう頑張っても続編が作られることはないのであった。しかしこれほど爆死した原因がいまいちわからないのだが……

映画『タイタニック』有名すぎるので観ていなかったがそれに3時間超えと長すぎるので見るの面倒だなと思ったが3.7倍速くらいで見たらなかなか楽しめた(いつも使っているVLCメディアプレイヤーの倍速再生である。4倍速までは音声も再生してくれる。4倍速にしないのは円盤の状態によって処理落ちが発生してしまうため)。これが大ヒットしたのもまあわかるわ。しかし長尺に耐えてちゃんと等倍で見たほうがよかった気もするが。借りた円盤が古くアス比4:3の上下黒縁での収録だったのでまあ倍速でいいかと誘惑に負けてしまったのであった。