真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2020/07/10)

映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』

一体これはなんの映画なのか? ただ流されるだけの主人公はCocco役の人の最後のところだけ、本当にそこだけ抵抗を示す。安室に悪役としての魅力が備わっていればよかったがそれもないが、安室が人間的な部分を見せたのは裸になったおばさんに噴き出したところだった。

 

映画『ファイト・クラブ

とにかく私は頭がよくないのか映画のストーリーを理解できないことが多々あり、最近ではたとえば『フォードvsフェラーリ』はDVDを借りたが内容が全く理解できず、また他にもハリーポッターは回が進むごとにわからなくなり超難解映画である。この『ファイト・クラブ』も何故冒頭のところで男たちが泣きながら抱き合っているのかさえわからず、その後もストーリーも全く頭に入らなかったのだが本作は有名で引き合いに出されることがあり特に政治的な文脈で言及されることが多い気がするためやはり見ておこうと、借りたのは三度目だった。なので集中してみたところ、主人公は不眠症自助グループに入りボブという男と抱き合ったあとマーラという女性に会いその後知り合った男とお遊びでなぐり合ったあとファイトクラブを作り共同生活をするという流れがちゃんと理解できたため、その後はすんなりだった。最初でつまずかないことが大事だ。あと私は俳優の顔もよく覚えられないのか主人公を見てこれがブラピだよなと思っていた。
こういった組織を作っていく話って面白いんだよな『Charlotte』(またアニメだ)みたいにと思ったら実はサイコスリラーだった(ネタバレ読まなくてよかった)。それほどの伏線もなくこういったギミックを入れたことが結構大胆で伏線と呼ばれるものも実は必須ではなく、映画の映像でやってしまったこと、これが凄い。監督の名前で映画はほとんど観ないが『セブン』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』に本作とデヴィッド・フィンチャーは有名な監督のなかで一番好きかもしれない。たぶん演出が好きなんだよな。そういえば全部ブラピが主演の映画だ。