真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

2020夏ツーリング 淡路島・小豆島編

前回からの続き。今回でラストです。

前から行ってみようと思っていた小豆島に行くことにしました。その前に淡路島にも寄り、その後四国に上陸します。

まずは明石海峡大橋から淡路島を目指すため神戸へ。下道で行ったらいつも通り大阪~神戸の渋滞に苦労。それに国道43号の速度40km/h制限がきつい。今度からは絶対に阪神高速を使おうと決意。

もう神戸は何度も来ているので、ここまででもそんなに遠くにきたという感じはしませんね。休憩後すぐに高速に乗れるように海側に近い須磨公園のガストに入ったものの、そういえば海べたから高速には入れないんだった。住宅地近くの丘を上り舞子ICに入りました。
明石海峡大橋からの景色を堪能したかったのでゆっくりと走ります。写真を撮りたかったが駐停車禁止なので、停車しての撮影はできない。首からカメラを吊るせばよかったかな。

f:id:glamaje:20201009180003j:plain淡路SAまでやって来ました。ここですぐに高速を降ります。ETCで垂水IC〜淡路IC利用なら特別料金で安いです。

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f:id:glamaje:20201009180452j:plain明石海峡大橋の雄姿。対岸にうっすらと街が見えるのもいいですね。

f:id:glamaje:20201009180549j:plainついに淡路島へと上陸! ここまで来てやっとちょっと遠くに来たかなという感じです。

f:id:glamaje:20201009180820j:plain淡路夢舞台温室「奇跡の星の植物館」に行きました。

二輪の方は夢舞台の駐車場に入ってしまうと自動車と同じ駐車料金を取られてしまうので明石海峡公園のほうに止めたほうがいいです。(私は意地でも四輪と同じ駐車料金を払いたくない人です(笑))

f:id:glamaje:20201009181401j:plain安藤忠雄氏設計の百段苑。

道の駅 東浦ターミナルパークに寄る。淡路島は玉ねぎの産地で、その玉ねぎを使った淡路島バーガーが有名ということでこの道の駅のカフェにもバーガーはあったんですが、他の店に行こうと思っていたのでスルーしてしまいました。

f:id:glamaje:20201009181618j:plainあわじ花さじき。あんまり花の咲いている時期ではなかった。二輪は駐車場無料。

ここから北側に出る。淡路島バーガーを求めてミエレという店まで行ったものの、整理券を配るほどに混んでいたのであきらめて、その近くの「のじまスコーラ」という場所に行ってみました。

f:id:glamaje:20201009182236j:plainしかしここに淡路島バーガーはなかった。

f:id:glamaje:20201009182303j:plainフォルクスワーゲン・タイプ2(ワーゲンバス)が置いてあった。

もう淡路島バーガーのことしか考えられなくなってしまい、その後いくつか行ったもののどこにもバーガーはなく道の駅で食べておくべきだったと後悔し、今回は泣く泣くあきらめました。

疲れ切りながらも北側の海沿いの道路をずっと走って行ったら、面白い場所に行き着きました。

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f:id:glamaje:20201009183323j:plain丘上の風車、新興住宅地、船着き場、離れ島、これほど多くの要素がある場所があるとは! アニメの舞台になってもいいような場所だ(住宅地の「南あわじオーシャンビュータウン晴海ヶ丘」は部外者立ち入り禁止で、聖地化すると人が押し寄せてしまうため実際にはならないと思われるが)。
遠くに大鳴門橋も見えますね。ちょうど午後の5時になって町内チャイムまで流れてきました。

GPSがおかしくなったためその後ちょっと道に迷ってしまい、鳴門岬のほうまで行ってしまった。ガソリンが足りるか不安になったためにわざわざ市街地の福良まで行って給油し、また戻って淡路島南ICに乗った。

f:id:glamaje:20201009184224j:plain今度は写真を撮ろうと首からカメラを下げて撮影。いい一枚が撮れた!

ついに四国入り。鳴門の道を走っていくとなんかどこかで見覚えのある風景が。

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f:id:glamaje:20201009184717j:plainん、ここってもしかしてアニメ映画『ポノック短編劇場』のなかの『透明人間』の舞台のモデルなんじゃないか? DVDで見たときどこかにありそうな風景だなと思って探してみたかった場所だった。見直してみないとわからないが、たぶんそうな気がする。

鳴門には有名な美術館の大塚国際美術館があるが、今回はもちろんパス。高松へ向かうため国道11号を走っていく。

f:id:glamaje:20201009185017j:plain写真ではあまりよさが伝わらないが、この場所の夕日は感動した! 淡路島バーガーは食せず淡路島はあまり満足に走れなかったけど鳴門とここの夕日が見れただけで来てよかったと思った。

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f:id:glamaje:20201009185501j:plain高松に着いたときは夜。明日は小豆島に向けて出港するためフェリーのバイク駐輪場に止めました。

f:id:glamaje:20201009185543j:plain宿のゲストハウスにチェックインしてから麺王 高松駅前店へ。徳島ラーメンの店ですね。めちゃおいしい! 徳島ラーメンだけど生卵はないほうがよかったかな。

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f:id:glamaje:20201009185900j:plainこれが今宵の宿なのだが……糞暑い。外から戻った時にはなぜか建物内の暑さが倍増していてしかも二段ベッドの上の方を配置されたために暑さが殺人的に。冷房を全開にしても建物の構造のせいなのか全然冷えないっぽい。下の方はまだましなんだけど。これはたまらんと思ったので交渉して差額分を払って個室に移動させてもらいました。

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f:id:glamaje:20201009190122j:plain個室の冷房が効いてきた……あんな部屋で寝たら死にますよほんとに。

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f:id:glamaje:20201009190315j:plain朝一番のフェリーで小豆島に向かいます。

f:id:glamaje:20201009190355j:plain今回は高松観光はできず、高松といえば村上春樹の『海辺のカフカ』の舞台でもあり作中に出て来る図書館のモデルとされる美術館にも行けなかったけど、うどんだけは食べておこうと空いた時間で朝早くからやっている「味庄」に行きました。

フェリー乗り場へと行きバイクで突入します。建物内でチケットを購入。小豆島へは1850円と安いなキャンペーンでもやっているのかと思ったらバイクに旅客運賃も含まれるらしい。
フェリーにバイクを乗せるのは初めてでフェリーに乗ったあと荷物を整理したため乗務員の人を少し待たせてししまった。荷物の準備をしてから乗った方がいいですね。

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f:id:glamaje:20201009191442j:plain甲板に出てみた。なおフェリー内は撮影禁止だった。

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f:id:glamaje:20201009221816j:plain大都会であった高松にはまた来よう。

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f:id:glamaje:20201009221942j:plain出航しました。小豆島の土庄までは約一時間。

f:id:glamaje:20201009222043j:plainこれはマフラかな。

f:id:glamaje:20201009222233j:plainけっこう沖へと来た。

f:id:glamaje:20201009222357j:plain瀬戸内海の島々。

f:id:glamaje:20201009222455j:plainそうこうしているうちに土庄港に着く。

さて本当に私は頭が悪くフェリーの仕組みを知らず、先に入った車はあとから降りることになるため不利だなとか思っていたら降りるときはそのまま前側へと走り出すのだった。本当はすぐに出れるようにスタンバイしていなければいけなかったが出遅れてしまい、バイクは横で邪魔にならないからいいのだが全部車は行ったあとだった! すぐにエンジンをかけて一番最後に退散しました。

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f:id:glamaje:20201009223130j:plain小豆島に降りてまず一番始めに向かったのはここ。しかし潮が満ちてきたためもう道は消えかかるころだった。

f:id:glamaje:20201009223343j:plainネコがいた!

f:id:glamaje:20201009223510j:plain白いポストとネコ。

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f:id:glamaje:20201009223613j:plain小豆島霊場第60番 江洞窟。弘法大師の地。

写真は取らなかったが洞窟の中がよかった。

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f:id:glamaje:20201009223908j:plain戸形公民館。元は小学校だったようだ。ウミガメ産卵の地として知られる。

f:id:glamaje:20201009224112j:plain重岩に続く階段だが、スクーターに問題発生。なんとメットインボックスが何度ボタンを押してもなかなか開かなくなってしまった。このままではすぐに完全に開かなくなり、そうなったら荷物が何も取り出せなくなり大変。そんなこともあって疲れてしまったので重岩に行くのはあきらめてしまった。さすがにこんなところでバイクの不具合が出なくてもと思ったが、旅の終盤でまだましだったのかもしれない。
仕方ないのでメットインの爪のところにタオルを置いて完全には閉まらないようにして走行した。

f:id:glamaje:20201009224805j:plain遠くから見える小豆島霊場第72番 奥の院 笠ケ滝。

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f:id:glamaje:20201009225021j:plain本殿は撮影禁止だった。

できれば小豆島を一周したいと思い、南の地蔵崎灯台の方に行く。途中釈迦ヶ鼻園地へ。

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f:id:glamaje:20201009225321j:plainまるで隠されたかのような海岸があった。

f:id:glamaje:20201010002942j:plain先ほどの浜が見える。

f:id:glamaje:20201009225437j:plainアート作品らしい「境界線の庭」

f:id:glamaje:20201009225558j:plain小豆島といえばここというような小豆島オリーブ公園

f:id:glamaje:20201009225645j:plainオリーブのソフトクリーム。

f:id:glamaje:20201009225741j:plain有名な風車の風景。箒を貸し出してくれるのでジャンプした瞬間を撮影しようとしている女子がたくさんいた。魔法使いキキチャレンジ!

f:id:glamaje:20201009230023j:plainマルキン醤油に寄りました。

さて小豆島はひしお丼というご当地グルメがありこれはぜひ食べたいと思ったが行こうとした店に行ってみたら臨時休業で、どうしようかと迷ったあげく「瀬戸よ志」に行くことにした。頼んだのはひしお丼と冷やしうどんのセット。これが絶品だった! 小豆島はソーメンも有名だというからソーメンとのセットでもよかったけど。

その後は二十四の瞳映画村へ。

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f:id:glamaje:20201009231427j:plain映画二十四の瞳で使われたセットを保存して公開している映画村。この時はまだ観ていなかったが家に帰ってから観てみたら本当に名作だった。もちろん1954年版の木下惠介監督、高峰秀子主演のもの。映画の序盤を彩る子供たちの唱歌は物語が進むにつれて徐々に軍歌へと変わっていってしまうのだ。終戦からわずか7年後に公開されたこの作には本物の感情がある。

f:id:glamaje:20201009232543j:plain映画を公開しているシアターがあるが、二時間超えの長尺映画のため観光客がここで観るのは厳しい。これはまだ最初の方のシーンだったんですね。

f:id:glamaje:20201009232824j:plainしょうゆソフト。醤油はフレーバー程度で、もっと醤油の味が強くてもいいかもしれない。

f:id:glamaje:20201009232935j:plain映画村近くにあるアート作品、愛のボラード。

f:id:glamaje:20201009233121j:plain小豆島北の大部からフェリーに乗ることにしていた。またまたガソリン残量を気にしながら山道を行く。フェリーの時間も少し迫っていたので途中寒霞渓によって写真を撮ってすぐに退散。

f:id:glamaje:20201009233537j:plain大部のフェリー乗り場。ここから岡山県の日生へ。

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f:id:glamaje:20201009233809j:plainさよなら小豆島。

f:id:glamaje:20201009233854j:plainなにかと思ったが鴻島の別荘群らしい。

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これは頭島大橋かな。

f:id:glamaje:20201009234426j:plain今度は遅れないようにちゃんとスタンバイしました。といっても高松~土庄間よりもだいぶ車は少ないため遅れることはないけど。メットインを閉めないようにしているためシートが少し浮いています。

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f:id:glamaje:20201009234729j:plain日生から姫路まで下道。その昔、神奈川から長崎まで自転車で行ったことがあったのだがその時に見かけたジョイフルはどこだったかと探していて、というのも随分土手の辺鄙なところに店舗を作るなあと印象に残っていたからなのだが、それはどうやらジョイフル 赤穂野中店だったらしい。前を通ってわかったがたぶんここだ。入ろうと思ったが時間があまりないため入らず。

あとは帰り。夜になって姫路に着く。姫路でこの旅最後のジョイフルに入って休憩。豆乳のちゃんぽんがおいしすぎた。姫路城前通る。山陽姫路東ICから高速へ。最初のサービスエリアで雑魚寝して就寝。

朝日が昇る前から走り出すがまた疲れたのでどこかのSAで寝る。北陸道ルートを通る。

f:id:glamaje:20201010000018j:plain福井の南条サービスエリアでソースかつ丼と越前そばのセット。もうあまり金を使いたくないが高速なんてただ走るだけで暇なんだからうまいものでも食べようと頼んだ。さすがに蕎麦は越前そばの里のほうがおいしいがこれもなかなか。

f:id:glamaje:20201010000508j:plain新潟に着き米山インターで降りる。有名なパン屋「パンといす」から日本海の夕日。

以上、反省点はあるが食べたものはどれもおいしく、行きたいところもそれなりに行ったので悪くない旅だった。