真人間を目指すためのログ

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【VR】Oculus Quest2を手に入れたので簡単にレビューする

Oculus Quest2を買ってしまったのでどんな感じなのかを書きます。もともとVRはやってみたくてOculus QuestかOculus Goでも買ってみようかと思いながら買わずにいたんですが、Oculus Quest2の評判がいいとのことなので買うなら今だろうともし自分に合わなくても売ってしまえばいいかと考え購入に至りました。買ったのはヤマダ電機ですが、万一の返品・交換が楽なことを考えるとamazonのほうがいいかなと思います。

以下数時間使ったばかりのレビューです。

困難のセットアップ

まず、セットアップに手間取りました。セットアップでスマホにOculusのアプリをインストールしOculus Quest2の本体とリンクさせる必要があるんですが、私の使っているスマホはandroid5.1.1で、これだと本体を探していますという表示がずっと続きいつまでも完了しません。どうやらandroid6.0以上にする必要があるようでした。自分の機種はMediaPad T2 7.0 Proですが何故android5.1.1止まりなんでしょう。カスタムROMを入れればandroid9が使えるということで挑戦したものの何故かブートローダーのアンロックで機種が認識せず。もう面倒になったので同じHUAWEIのMate 9を買いました。これを買ったのはMediaPad T2 7.0が7インチ画面のスマホタブレット)で画面が大きくそのほうがいいんですが最近の大サイズスマホはみな縦長でそれには我慢がならないためアスペクト比16:9で一番大きい機種ということでMate9になったのでした。7インチからすれば画面はやはり小さいと思いましたがハイエンドモデルで動作もサクサク、買ってよかった。無事にOculus Quest2とのリンクができました。なお他にFacebookのアカウントを作成する必要がありますがその方法についてはamazonのレビューに詳しいのでそちらを読んでください。

実際に使ってみて

まずOculus Quest2のホーム空間の景色に結構感動しました。夢幻館という、日本旅館のようで外は中国の鳳凰古城のような景色です。中を歩き回ってみたいのですがそのVR空間は広いため、現実での家が相当に広くないと無理なようです。

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人類史上、一番いい状態でVR体験を得られるFacebookの「Oculus Quest 2」をプレイ! (2/5) - ITmedia PC USER

他にも雪山や未来都市などいくつかホーム空間を選ぶことができて、どれも綺麗でリアル感があり、この空間を歩き回りたくなってきます。一番外側の景色はいわば壁紙のようなものなのでもちろん行けないんですが、その方まで飛び出していきたいような感じがしてきます。
あと名前を忘れてしまったんですが家の中を移動できる無料の英語アプリを使った。空間は広いがワープ位置をクリックで移動が可能。外の風景を芝生、雪山、海と3パターンで変更することができ、やはりなかなかのリアルさがありました。
前にネットカフェで旧型のヘッドセットを使ってみたときはスクリーンドア(網目模様)がかなり目立っていたんですが、Oculus Quest2はだいぶ見えなくなっており進化を感じます。

FANZA動画を観てみた

はい、まず試したことといえばアダルトVRですね。FANZAVRアプリをインストールします。FANZAにサンプルがあるのでいくつか観て、続きが気になったものがあったのでものは試しにとその一つのタイトルを購入してしまいました。感想はそこまでいいわけではないが悪いわけではないという感じです。キュレーションサイトのレビューにある実際に行為をしているというような感覚というのはもちろん大げさです。いいことはお胸がすぐ近くに見えるためリアルだということ。まあ私は内容がよほど好みでないとあまりAVを見ないのでそんなものでしょう。今後積極的に購入はしないと思いますが、はまってしまったら大変なのでむしろ助かった感じがあります。
ただ、FANZAVRアプリはすでに買ってあった2D動画にも使用できる。映画館のような大画面で見ている感じになるんですが、これが結構使えると思いました。2Dの映像は大きい画面で見た方が興奮度が高く、今まではできるだけモニタに顔を近づけていたりしたんですが、Quest2があれば簡単に大画面で見られます。これだけでQuest2が手放せなくなりそう。
VRの映像は実際の人間とサイズ感が異なり少し小さく見えてしまうのですが、やっぱり大きく見えた方が興奮度が高いんですよね。実際に物に目を近づければその物によって視界が覆われるわけで、VRでもそういった迫力が欲しいわけです。そのあたりは今後のVRの発展を待つしかないでしょう。
あとこういったVRは視界180°の固定された映像なので、空間のなかを自由に歩き回ることができるわけではありません。技術がそこまで行くにはまだまだ先になりそうです。

ならVRエロゲはどうか? 他のゲームは?

まだなので、やってみたらレビューします。あと東京クロノスというVRノベルをやってみたい。

Prime Video VR

映画館のような大画面に映せる。アニメD4DJ First Mixのライブシーンを観てみた。まあこれは画質が悪くなってしまいあとヘッドセットの音質がいいわけではないので普通のテレビで視聴した方がいいでしょう。映画はまだ観ていません。

改善してほしい点や今後のVRについて

重い。ヘッドセットはバンドで頭を締め付けるのですがこれがきつく、調整に手間取りました。バンドを締めると目の下の部分にヘッドセットが当たるためここが痛くなり、最初はこんなもの使えるかと思うくらいきつかった。FANZAとプライムビデオは寝ながら上空に映像を映せるものの、その場合ヘッドセットの重さがダイレクトに来ます。最初より慣れてはきたんですが、ヘッドセットがもっと軽くなり装着感がなくなってからがVRの本番だという気がします。あと視界の周りにはヘッドセットの物理的な黒縁があるため(双眼鏡をのぞいている感じ)、リアルに近づけるにはまだ技術の進歩を待つ必要があるでしょう。
VRの技術として超えられない壁もあるような気がします。いくらでも広大に作ることのできるVR空間に対し、現実の我々の部屋はすぐに障害物に突き当たります。つまりVRでいくら広く空間を作っても、我々はそのなかを自由に歩き回ることはできません。すでにあるようにワープポイントをクリックすることでそこに移動できるように作るか、狭い空間のなかをどこまでも歩き続けることのできる物理的な技術を開発するしかないでしょう。あと現在VRは視覚と聴覚の情報のみに限っており、もっとリアルな没入感を得るためには触覚と身体性の感覚が必要でしょう。今後SFドラマのような全身スーツが出るかはわかりませんが、それでも限界がある。とにかく現在の課題は重いヘッドセットをもっと軽くしてストレスを減らし、没入感をアップさせることが先決でしょう(攻殻機動隊のバトーさんと言われているようなメガネタイプのものが望まれる)。アップルがVRを開発しているという噂があり、とりあえずはそこに期待です。