真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

芸術映画、自主映画について

芸術映画とはなんだろうということですが、私がこの語を使うときは明確な定義があるわけではなく、ただ「それっぽく撮った」映画という意味合いで使っています。あんまり上げられる例がないのですが、『海炭市叙景』は自分の趣向にあったものでした。 

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アマゾンビデオにも無料であった。

特に1ショットを長く、定点で撮るなどの手法(他にもいろいろあるけど)を使うと「それっぽく」なるのではないかと思います。ところで昔、東京都美術館に美術展にいったときに無料で見た映画があって、自主映画として今も記憶に残っていてもう一度観たいとずっと思っているんですが、その時は理解できずにアンケートに酷評を書いてしまったんですね。そのことを後悔しているので今からでも監督に謝りたいですね。あとそれともう一編『戀』というタイトルの短編映画を上映してたんですが、16mmで撮った映画でそっちのほうは大変よくて、自主映画というとまずその作品が思い浮かびますね、やっぱり記憶のなかにしかない作品ですが。
前にも書いたんですが地方各地でやっている映画祭で上映するような短編のムービーってYoutubeにあがったりしないんでしょうか。たぶんソフト化はほとんどしないし、いい作品があるなら是非見てみたいのですが。これも書いたと思うけどyoutubeで自主映画と検索して出てくる映画って全然よくないんだもん。アニメD4DJ3話にて大鳴門むにの発した「ぜっんぜんいい感じじゃなーーーーーーーい」という声が頭をよぎるのですが、演技が下手なのは仕方ないからせめて「それっぽく」撮ってほしい、特に、人間が動くと無意識にその動きをカメラで追ってしまっていることがとても多いなあと感じます。これはどうしてもトーシロ感の出てしまうカメラワークです。(前にちょっと見たときの感想なので、今ではいい作品もあるのかもしれません)。NHKのプロフェッショナルの庵野秀明の回で庵野はアングルと編集がよければ止め絵でも見れるものになる(実写でも)というようなことを仰っていましたが、これは確かに本質情報ですね。でもこんなふうに外野からあれこれ言うだけならきっと簡単なことなんでしょうね。ほならね、俺に作られてくれ!とこんなところで吠えていても始まらないので、やっぱりちょっと高いカメラを買って色々動画を撮ってみる練習をするしかないのかな。