真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2021/12/04)

禁を解いてもう何年も前に作った自作のゲームをやってみた。タイトル画面の絵は適当に作った記憶があったが案外悪くない。開始直後もやっぱりなかなかいいんじゃないか。だが途中からがイカン。この作品がどうしても気に入らないのってシナリオのせいではなくてフォトショのダスト&スクラッチで加工しただけの実写背景を使っているせいだったわ。当時は同人ノベルゲーでの実写背景は多く作業が大変になるから実写を使わざるを得ないんだけど、ほんと実写背景って作品物としてよく見えないんだよね。だがそれは織り込み済みで、実写背景を使うことを前提としてのシナリオを書いたつもりだったが、やっぱり背景はちゃんと絵にしなければだめだったという。あとそれなりによくできたと思っていたBGMは和声と和声進行がめちゃくちゃなものがあった。なぜ当時の俺は気づかなかったのか。

シナリオの一部は変えバッドエンドも加えるが、全体の大幅な改変は必要なさそうでそこは安堵。問題はやはり背景。何より枚数が多すぎで、記憶では800枚近くあったかと思ったら実際は320枚くらいだったが、それでも相当に多すぎる(なお、使用した多くの写真は当時死に物狂いで撮影を敢行したものである)。これを80枚か多くても100枚以下に圧縮する。ここでいう圧縮とはシナリオ上で文章で表現できるところはして同じ背景でいいところは同じにするなどとにかく使う枚数を減らすことをそう言っている。もちろん全部をちゃんとしたCGの背景として描くのは無理だが、そこはそれなりに見えるようにフォトショで加工して描く方法を編み出した。まあ誰にでもできる簡単な方法で、HDRトーンで彩度をひたすらに上げ、輪郭抽出したレイヤーを乗算やオーバーレイで重ねる、その上に面で描けるところは塗りつぶしたりグラデーションしたり、あと空や海や木々は手描きで描き加えると実写加工でもそれなりに見れるものになることがわかった。それでも結構な作業量だが。ほんとフォトショを持ってる人は手伝ってほしいくらいだ。

キャラクターの絵に関しては当時よりはかなりましな絵が描けるのではないかと思っている。まだ新しく塗りをやってないのでわからないが。キャラクター数はかなり少なくイベントCGも多くないのでキャラクターを描く絵に関しては気合いだ。