真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

2022年5月 能登・金沢ツーリング(2)

二日目。結構朝早く目が覚めたためコメダ珈琲に寄ることにし、開店時間すぐに入ったのにだんだんすぐに混んできました。のとじま水族館の開館時間である朝9時に合わせて出発します。去年も通った両側に海が広がる大変気持ちのいい能登島大橋を通過。水族館はもしかしてもう混んでいるのかなと思いましたが、まだほとんど待たずに駐車場に入ることができました。

巨大潜水艇のようなジンベエザメ

照明がきれいなエリア

カワテブクロという名前のヒトデ。生々しくてモザイクをかけたくなりました。

色々な生物を見ているとこういった物を作った地球は頭がおかしいのではないかと思うんですよね。それにしても一人で水族館けっこう行っているな……

のとじま水族館は広いため観覧に時間がかかるとのことでしたがイルカショーを含めなければ一時間もあれば十分です。

今年は能登の先端を目指します。珠洲市でお昼。なんとなくここにしようかなと思っていたうどん店が休業だったためまたもチェーン店の8番ラーメンになりました。もう何度も入っている北陸民のソウルフードである8番らーめんですがやはり安定してうまいです。

珠洲岬の方面にも向かっていったら駐車場からして混雑していて人が多く、有名な青の洞窟方面と岬を見るには大人1500円が必要だそうです。疲れていたので写真だけ撮って退散しました。

よしが浦温泉 ランプの宿という宿らしい。まあ一人では泊まれませんね。

次は禄剛埼灯台に向かうのですが、当然グーグルマップの地点に表示されている禄剛崎から灯台に向かうのだと思ってその方にむかったら、海があるだけで何もない。どうやらここではなく他の場所に駐車場がありそこから歩いて行くのだそうです。グーグルマップで見ると紛らわしいせいですが私の他にも間違えているかたが何名かいらっしゃいました。

しかしここはここで綺麗な海岸でした

能登半島最先端の地につきました。ここまで来るのに結構な坂を上り、それほど急坂というわけではないものの疲れていたせいかきつかったです。

映画『さいはてにて』の舞台で珈琲店のあった木ノ浦海域公園。映画で珈琲店として使われた建物はすでに撤去されてしまったようでした。

途中鯉のぼりの大群がいたのでバイクを停めました。大谷川鯉のぼり川渡しという行事らしいです。

さて今日のライブは19時20分から、輪島市に着いたころにはもうだいぶ時間もなくなっていたので全線無料であるのと里山海道で金沢に向かうことにしました。

無料で駐輪させてもらえる大変ありがたい金沢駅原付バイク駐車場はほぼ満車の状態でした。宿にチェックインしてからライブ会場へ。ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番です。演奏は小山実稚恵

夕飯は去年と同じ金沢吉宗 金沢駅前店。宿は駅近くのビジネスホテル ナカダ。こういうのでいいんだよビジネスホテルでよかったです。

次の日は朝10時前にあるところに向かいます。拙作の小説の舞台にした金沢海みらい図書館です。いわばセルフ聖地巡礼です! それに訪れたのがだいぶ前なので実際はどのように見えるのかが気になっていたのです。南側からを道路を走っていくと確かに建物がちゃんと見えたので少し安心しました。

こんな感じの穴が開いています。

館内には私の他にも建物目当てでやってきている方がいらっしゃいました。概ね描写の通りで大きな修正は必要なさそうでほっとしました(フィクションだし別に違っているところがあってもいいのですが)。そして歩き回っていると私はこの図書館の秘密に気づくことができました。といってもそれほど大げさなことではないですが、まずこの穴(パンチングウォール)は2階の場合下の二段が白いカバーがかけられたようなガラスになっているのですが、そこから上は北側の閲覧席側だけはすりガラス、他の東西南の3面は普通のガラスであることです。なぜ閲覧席側だけすりガラスになっているのかは露光量を抑えているせいかもしれません(施工をした戸田建設のサイトによると近隣住宅に近いところがかすみ入りガラスになっているということです)。注意深く見ないと気づかないと思ったのですが、なんとガラスの種類は他にも網入りガラスがあったらしい。それはわかりませんでした。

二日目のライブは14時から、ブラームスのピアノ協奏曲第二番でした。演奏は清水和音。ライブが終ると前に行った南砺経由で白川郷に向かいました。

実は白川郷にそれほど惹かれるところはなくて、ざっと通過しただけで他に写真は撮りませんでした。観光地化されているせいかもしれない。その日の宿の高山にあるゲストハウスに向かいました。

夕飯はどこにしようかと一応検索はしたのですが、もはやどこでもいいのでいつも来ているジョイフル高山店になりました。日は完全に沈み西の空に見えるわずかな光の向こうに消えていきたいように思いました。

高山の桜ゲストハウスはいいところでした。次の日松本に向かって出発します。今回も高山の観光はスルーですが、もう高山のだいたいのところに行ったのですがやっぱりいい感じの町だなと思いました。一人でなければゆっくりとしたいところですね。難工事であったという安房峠トンネルを通り、長野県側に出てそして帰りました。