やっと終わった。今まで私はメルヘンチックでハートフルな小説を書いていたのですが（ハートフルかどうかはともかくメルヘンチックなのは本当だ）、この度は少し違った毛色のものを書くことになった。全部で五編。どれも短いが、最後のものだけ少し長い。手短に解説する。
「障子戸の向こう」
あのモチーフはもちろんあの小説から取ったものである。
「カチカチ山事件」
これは筒井康隆にある短編と同じ題名でカチカチ山について書いたもの。
「郊外の宿」
これは私の見た夢を元にしたものです。
「人体手術」
これも筒井康隆の「問題外科」を読んで思いついたものです。あのようにグロくはないと思う。
「金沢海みらい図書館」
結局約18000字近くまで伸びた。結構前に金沢市にある金沢海みらい図書館に行ってから思いついたもの。2010年代前半だったと思うがそれからだいぶ時間がかかってしまった。プロットはほぼ当時思いついたものと変わらないが、contentをどうするのかに苦労した。なおこの作は真・女神転生IIからの影響のはずである。細かい苦労話は気が向けば後日。
よくわからないものを読まされ、特に最後の話に激怒する人がいるのではないかと気が気でない。
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なんでもkindleでは今後.mobiの形式使えなくなるとかで.kpfが推奨されていますが、.kpfは私のちょっと古いkindle端末だと認識してくれなかったので、とりあえず.mobiで公開しています。（念のため.kpfも置いておく 。）
