(一週間前に書き始めた日記です)
図書館で村田沙耶香の『しろいろの街の、その骨の体温の』を借りた。印西市の千葉ニュータウンが舞台ということで前から興味があったのだが(ニュータウンが好きなので)、最初の数ページを読んだところで閉じた。疲れていると文章がなかなか頭に入ってこない。全く本が読めない人の気持ちというのはこういったものなのかもしれない。また読まずに返してしまいそうだ。
結局またサイゼに行ってしまっている。調子がいいときは数時間ぶっつづけで作業ができるが、さすがに毎日とはいかない。コーヒーを飲みすぎたのか頭が痛い。
ところで地元のサイゼはいつの間にか全面禁煙になっている。前に喫煙席だったところのテーブルの上にはわざわざ但し書きが置いてあって、東京オリンピックに向けて全店禁煙化の一環で今後は禁煙にするとか書いてある。地域によって禁煙率と喫煙率には結構差があるようで、地元のここは禁煙率のほうがずっと高く、夜は禁煙席のほうは人がいっぱいで喫煙席は全然いないという状態だったのだが、それもばらけるようになった。全面禁煙になったことで満員にはならなくなりそれほど気兼ねなくノーパソを打っていられるので、自分としてはよかったと思うが。結局禁煙にするとか喫煙にするかという話は最終的には店側のコストと需要によって決まってしまうような気がする。
ところでサイゼには既にエアカーテンを付けている店舗があったのだが思うが、そこも全面禁煙化にするのだろうか。
春になったのにどこにも遠出はしていないが、寄り道をしてみた。市内のここはほんの少し小高いだけの山なのだが、気分転換にたまに来たりする。
(やはり画質が悪い)
毎年この時期になると飛騨高山の生き雛まつりの時期だなと思う。アニメ氷菓最終話のあの行事である。これは一度行っただけなのだが大変によかった。高山にはその後もう一度行ったが、元々観光地だけあって見どころが多い。
我が県には弥彦という一応の観光場所があってたまに弟と行ったりするのだが、弟は弥彦が気に入っているようなので同じような雰囲気でもっと規模の大きい高山に連れて行ってやりたいと思うのだが、四月三日は無理だ。もっとも弟は氷菓を見ている訳ではないので、生き雛まつりには行かなくていいのかもしれないが。
ところでやっぱり高山は遠い。自宅からだと東京と同じくらいの距離がある。結局どの地域から行っても遠いような気がする(そんな場所はこの世にはないが)。そのように思えるのは高山が周りを山に囲まれた秘境のような場所だからかもしれない。前はバイク(当時はPCX150)で朝の五時前に家を出て延々国道20号を北上して午後の三時くらいに着いた。図書館にバイクを止め、喫茶バグパイプに高山の街、高山陣屋に行ったあとはさすがに疲れ切って宿のゲストハウス(ゲストハウス月家というところ。ここが気に入ってしまいその後もう一回泊まっただけだけど定宿みたいになってる)で結局深夜まで爆睡してしまった。それでも次の日の午前にも観光はしたし楽しかったからいいのだが。
あと島根の三江線が三月いっぱいで廃線になってしまい、行ってみたかったがもう無理だった。去年の夏に行っておくべきだったが、もう遅い。今年の夏に廃線あとを辿るしかないようだ。