真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2023/06/03)

今日は歩いた。わざわざ電車で移動しての山中のトレッキングである。何故か突然思い立って歩くことにした。それは見た夢のせいかもしれない。バイク屋にバイク(所有バイクの一つキャビーナ90)を預けたらバイク屋にキャブレターを抜き取られていた。俺はバイク屋に怒った。あとから解釈すればこの夢は自分の体の不調が表れているようにも思える。そのせいかはわからないがとにかく歩くことにしたんだ。15kmは歩かなかったが10km以上歩いたと思う。少し体が疲れたが、そうでもない。ロードバイク佐渡を走るための体力づくりでもある。しかし買うロードバイクは決まったが、楽天のショップが安いのでそこで買おうと思うのだが、欲しい色が売れ切れなので早く再入荷してほしいのだが……早く乗って練習しないと間に合わない。

山のニュータウンに来るといつもこんなところに住むのはいいんだろうなあと思う。ずっとニュータウンにあこがれがある。ニュータウンの真昼。防音室で音楽が聴けてさ、ピアノがあってさ……その通りすごい豪邸の家からピアノの音が聞こえてきた。

カフェの中から

村上春樹『街とその不確かな壁』をやっと読み終わった。もはや面白いとか作品として優れているとかはどうでもよくなっている物語に思われる。『世界の終り~』では街の具体的な描写があり人物も退役した軍人の人などちゃんと描かれていたように記憶しているが、今作ではかなり抽象的になっている印象がある。『世界の終り~』ではこの壁の外は一体どこに続いているのだろうと想像を巡らせることができた。『街とその不確かな壁』では一人の少女が想像した世界として、箱庭感が強まっているように思われる。受け継がれる「夢読み」から、村上春樹はもうこのような幻想的な物語を書くことから降りてしまうことなのかどうか。

文フリ後ずっと休んでいたが、そろそろ動き出したい。

(2023/06/02)

文学フリマ 反省点 その3

深夜に自動車で出発し、駐車場に止まったあとに寝れるかなと思ったが時間がなかった。また有料の駐車場に入ったあとはトイレが近くになかったため、疲れて極めて体調の悪い状態で会場に這いながら向かうことになった。設営も苦しみながらやっていたが、だんだん良くなってきてはいた。だができれば前日に東京入りしたほうがいいと思う。そもそも新幹線で移動しろという話かもしれないが、車での移動自体にはそんなに後悔はない。帰りも宅急便での搬出代を浮かすために自分で買った本と残った在庫を抱えながら駐車場まで移動してきつかったが、キャリーバックを持っていけばよかった。

四月に体調不良になったのは本当で、深夜にカップうどんを食べてから寝たら朝にお腹の痛みとともに目が覚めて、それは初めての経験で本当に驚いた。それから何か食べ物を食べるとすぐにお腹が痛くなる状態になってしまい、一度医者に行った。今は少し良くなったけど完全に治ったわけではなく、ストレスのせいでそうなったということでもなく今もあまり量を食べることができなくなっている。難しい病気という可能性もなくはなく、一度入院しているしもしそうだったとしてもそれほど悲観してないけど、まあつらくはある。

在庫めちゃくちゃ余っているわけではないけどいい感じに余っているので、ブログ読者の人でほしい人がいたらonrido131あっとgmail.comまでお願いします。通販をしてもいいけど様子見中で、次の文フリで抱き合わせ販売などの方法で売ればそれなりに撒けるかなあというところなので。あと実は冬のコミケにも申し込みしようかなあと思ってます笑 できれば漫画を描くことに挑戦したいんですが、まだわかりません。

(2023/05/31)

去年行った佐渡正法寺のろうそく能、今年はなんと当日に藤沢周先生の講演があるらしい。やはり行くしかないのか。それでオートバイでは去年と同じで新鮮味がないので、amazonで安いロードバイクを買ってそれで行こうかと思っている笑 とりあえず安いのでいい、10kg以下でないと走れないというのは甘え、自転車はママチャリの時点で十分早い。普通のママチャリで神奈川から長崎まで行ったおれにとっては多少重い廉価ロードバイクでも実用十分である笑 オートバイをフェリーに乗せると人間合わせて往復17000円くらいかかるのでこの機会にロードバイクを買おうかと思うのよね。自転車は輪行すれば人間料金+片道500円でいいという圧倒的経済性。県内に住んでいてもフェリー代を考えるとそう何回も佐渡には行けないので、そこでロードバイクの出番である。ただ自宅から佐渡汽船乗り場まで結構あるので深夜に出発することになり、それなりに疲れることになるがフェリーで寝れば効率的。二日にわたって佐渡の下半分と上半分を攻略。完璧な作戦だとおもう。あとは天候がいいことを祈る。

(2023/05/28)

文学フリマ 反省 その2

あとがきには若干の嘘が書いてある。まず本当はふわぽへに校正をしてもらおうと思っていてそのように書いたが、原稿完成が遅れるに遅れたためほとんどやってもらっていなかった。あと四月だけではなく五月も同じようにきつかった。今回の文フリの原稿執筆で苦しんだ上位10パーセントに入る自信がある(同じカテゴリで同人誌を作っている人に買っていただけたが、個人誌で172ページはあり得ないと言われ苦労をわかっていただけた)。それでどこかミスがあるのではないかと恐れていたが、やはりあった。仕方なくnoteに正誤表として書いておくことに。ちゃんとチェックをしておくべきだったとかなり後悔している。自分ではかなり後悔して気にしているけど、本当は気にする人など誰もいないのかもしれない。この本は異常論文としてしか読まれないんじゃないのかと懸念している。もちろん私は特殊なアニメ・ゲームの特殊な問題について書いたとはまったく思っていない。色々思うところはあったものの、一週間たってどうでもよくなってきてはいる。とにかくこれで一定の責任は(なんの責任だかわからないが)果たしたはずだ。次回は自分の昔の小説が売れようが売れまいが結構どうでもいいので、もっと肩の力を抜いて参加できるはず。

ツイッターをやっていたときのフォロワーワだったあにもにさんのもにも~どを買ったら、みずのさんの文章が載っていた。よかった。みずのさんがここを見ているかどうかわからないが、見ていたらメールを送ったので確認お願いします。ちなみに売り場にいたどなたがあにもにさんかはわからなかった。

(2023/05/22)

文フリ反省点

移動は車。

ダイソーで買ったカードスタンドを家に忘れたことに気づき、平和島ドンキホーテに行くが売ってない。仕方ないのでそこで売っていた石鹸の箱で代用した。

ヤマト運輸にポスターを取りにいくも、ちゃんとそこのヤマトの住所を書いたものの「営業所留め」を書き忘れていたせいかどこかに持っていかれてしまっていたらしい。でも10分ぐらいして受け取ることができた。やはり「留め」と書くことは必要であることがわかった。ポスターはプリオという東京にある会社に依頼。マット紙にラミネート加工で市販のクリアポスターのようになり、実際の絵よりよく見えてよかった。価格も安くて納期も早く、RGB入稿で発色もよいので素晴らしい印刷会社だと思う。

だがこのポスターは机の前に貼ったものの、販促にはまったく意味がなかったと思う。人から見えないのである。他に卓上popスタンドを持って行ったが、机前側はどうでもいいので目立つためには床置きpopスタンド一択だと思う。それも最初は考えたのだけど、今回は初参加ということでやめておいた。だけど使っている人は結構いた。コミケのように貸出してくれないので自分で持っていくことになるが、これは必須だと思う。ただ自分のサークルが床置きpopスタンドを使ったところでどのくらいの人が足を止めてくれたのかは疑問ではある。

前半は結構売れてこのままだと完売もあり得るのではないかと思ったが、後半になるほど売れなくなり終盤はまったくだった。原因はいわゆる客層が入れ替わったこと。評論は第二展示場となり、開始時間からここに来る人は最初から評論本を求めてくる人がほとんどのはず。だが後半になるとおそらくは第一展示場に入った人やそれほど最初から買うものが決まっていない人も来る。そうなるの自分のスペース前にはほとんど立ち止まってもらえなかった。

もちろん見本誌コーナーに見本は一部提出したのだが、売り場の前で読む人のためにちゃんと「見本」と書いた紙を貼っておくべきだった。途中から貼ったが、見本用の透明のカバーは用意していなかったのでこれは必須だと思う。

ただ自分の場合、ほとんど買うことが決まっていて見本は見ずにすぐに買ってもらえるか、見本ページを少しめくったあとに買ってもらえることがほとんどだった。見本を長く読んでいる人は買わないことが多かった。これは他でも同じなのかもしれない。

後半は道行く人になかなか立ち止まってもらえず、それこそ「誤配」ができなかったのは残念で反省点だが、これは仕方がないとも思えるがもうちょっとやり方もあったのかなというところ。

一番うれしかったのが最初「友人がグラスリップが好き」と話していた人が買ってくれたんだけど、あとからその友人の人かどうかはわからないが、「友人が絶対買うべき」と言うから買いに来たという人がいたことだった。「届いた」んだなとそのときは実感できた。

だけど終了から今まで、ほんとうにこれでいいのだろうかと思いはずっとある。それは公的な観点と個人的な観点とがあるが、おそらく交じりあってもいる。その理由をここではっきりと書くのは難しいようにも思う。それはやはり……届くべきところに届けるのは重要なことであると同時に、やはり短歌や小説を買っている人には届かないのだろうかという思いがある。自分は気負いすぎなような気もする。だが次の文フリではおそらく小説カテゴリで新刊を出すことになると思うので、どうしてもそうした考えが憑きまとう。

あと、書くことは積み減らすことなんだなということを実感できた。この積み減らすという言葉は岡本太郎が言ったことだが、ミニマリズムの文脈で参照されている言葉のようだけどほとんど書くということには必然で、本当に「積ん」で「減らし」ている。原稿が終われば開放感がやってくるのではないかと思っていたが、そんなものはやって来ないことがわかった。おそらく、完売しても本当によかったとは思えなかったのではないだろうか。短期間の執筆で消耗しすぎたということはあるが、それでもやり切れない思いというのが消えない。

わからない。だが次は別のカテゴリに移動し、次の文フリで何かまた別の感想が得られればと思う。

(2023/05/21)

文フリ終わった。う~ん惜しい。目標の販売部数まであと3部。でもまずまず。爆死は免れた。それだけでも十分かもしれない。デニーズで休憩中。感想は後日書くかも。東浩紀さんは来ていたらしいが見なかった。

(2023/05/20)

自宅に納本される分が届きました。昨日佐川に電話したら午前中には着かないかもしれないとのことだったのですが、10時前に届いたようだったので約25分かけて取りに行きました。気になるのでその場で開封。結果は……かなり完璧に近い表紙の発色でした。本当に安心しました。これで彩度が出なかったらどうしようかと思っていたところだったのです。クリアPP+6色印刷なので彩度は高めに出るとは思っていましたが、やっぱり現物を見るまでは不安だったのです。

右はこの前最終チェックでローソンでコピーした原稿です。なぜローソンなのかと言えばローソンならA5の等倍で印刷できるから。1800円近く使いましたが、やってよかった。それでもまた完璧になったという自信はないのですが。