真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

【2023年6月】佐渡ヶ島ツーリング 前半

去年に続き今年も佐渡に行きました。去年の旅はこちらです。

家から佐渡汽船までは一時間以上かかるので佐渡行の最初の便に乗るには朝早く出発する必要があるのですが、去年に続き今年も雨です。雨雲レーダーを見ていると二番目の便で行くとしても雨が止むかどうか怪しく、早くなら道の途中からは雨は止みそうだったので最初の便に乗るため朝4時に出発しました。雨雲レーダーのとおり雨は止んだもののそれまでがきつく、特にお尻が濡れました。

なお当初予定していたロードバイクは練習がまったくできず、ロードバイクで行ったら本物の苦行になることは確実だったので、あきらめてスーパーカブでの出発となりました。去年はカブで行こうと思ったものの整備が間に合わずマジェスティでの出航となったのですが、行けなかったカブで行けるし結果そのほうがよかったです。

当然またバイクは緊縛されたのですが、これは解かれたあとです。

フェリーはまたもときわ丸でした。残念なことに去年はあったはずのコスプレ衣装がなくなっていました。

朝食を食べたかったのですが朝の便は食堂が閉まっています。迷ったのですが高いカップラーメンを買いました。その後はもはや外に出てもしかたがないので、2等船室のカーペットで寝ることにしました。

午前9:00に両津に到着。加茂湖の東を走りました。

牛尾神社に寄ります。能舞台がありました。

それからは去年と同じく県道45号を時計回りに進みます。海上に乗ってきたときわ丸を発見。ずいぶんゆっくりだなあと思って眺める。

宇賀神社に行こうと思ったが、入口がわからない。県道45の持秀院前にオートバイを置き、そこから持秀院への階段を上り坂道を上ると、神社入り口の階段を発見しました。

こんなモノレールがある。

頂上までの階段がめちゃくちゃきつく、着いたころにはへとへとに。しかし頂上からの眺めはよかったです。

宇賀神社への道は二つあり、帰りは45号沿いにお墓のある方に降りました。

去年も来て上までは登らなかった風島神社にやってきました。今年は上まで行きます。

下から見ると高そうに見えますが先ほどの宇賀神社に比べたらなんということはありません。一番上には石が積んでありました。

今回の目的は去年行けなかったところを回収することです。城ケ鼻トンネルの上を通っていく城ケ鼻灯台の入口は住宅に入ったここになります。

墓のある道を通り、灯台に着きました。

トンネルの上から。

去年も寄った元は小学校だった岩首談義所。覆いが撤去され置いてあったスーパーカブはなくなっていました。

坂道を上り、岩首昇竜棚田。

アート作品らしい世阿弥の彼岸ボートの中から。

松ヶ崎のあたりを通ると山の上に白い建物が見えます。あれはなんだろうと気になっていたので行ってみることにしました。

どうやら憩いの村佐渡という保養施設だったようで廃墟になっていました。廃墟としても全然情報がなく詳細不明の施設です。

なんとここでチョコレートを作って、カフェをやられておられるようです。その日はお休みだったのですが、ご主人が出てこられて中を案内していただけました。

赤泊郷土資料館。200円と安いし、行ってみる価値はあります。

北方面から赤泊にやってくると山の上に建物が見えますが、城の山公園にある無料の展望台になります。

小木までやってきました。もう閉店の時間近くだったのですが、カフェ日和山・南書店に入りました。その通り何冊か本が売っていました。

虫谷の入江というけっこう有名なスポットがあるのですが、行き方が難しいです。最初は民家の前まで行って通れなさそうだったので引き返したのですが、入り江のほうに行くにはそこから行くのが正解のようです。もう一つ、海岸方面に行くためにはこの藪のトンネルを抜けていくことになり、腰を屈めなければいけないためかなり大変でした。

海岸に出て岩場から撮影。

宿根木にある佐渡国小木民俗博物館。千石船という舟があり、舟の中に入ることもできます。スカイリムみたい笑

この博物館はひたすら骨董が所狭しと置いてあり、かなりの珍スポットですごいです。

その日開催される薪能の公演の時間が迫っているため、去年寄った宿根木地区をもう一度歩いてみようと思っていたのですが、スルーしました。

西側に参ります。去年は時間がなくて寄れなかった佐渡西端の沢崎鼻灯台までやってきました。

バイクで奥まで行き崖方面に歩いてみると、もうピークを過ぎたためほとんど見れないだろうと思っていたトビシマカンゾウが咲いていました!

トビシマカンゾウというと大野亀が有名なのですが、ここは隠れた名所かもしれません。

千畳敷ならぬ万畳敷という名前のつけられているところ。

その日の天気はずっと曇りだったのですが、海に見えるわずかな光が美しく、曇りの日も悪くないものでした。

羽茂素浜海岸から山側に入って草刈神社能舞台まで。狂言薪能の公演にやってきました。料金は無料です。18:00からだったはずですが、17:30から始まっていたようです。狂言の前には舞いが催されていたのですが、パンフレットによると人を変えながら同じ曲を5回もやっていたようで、さすがに飽きるのでやめてほしいと思いましたが、プロの団体ではないようなのでそんなものかもしれません。暗くなって薪に火が灯され、古来の能の雰囲気は感じることができました。

終わってから佐和田にある宿まで行きます。そこで二泊です。佐和田は去年泊まった真野の先にある地域で、あたりには商業施設が多いところです。
夜の道はカブだとライトが暗いこともあってスピードが出せず、ゆっくりと走りました。

宿に行く前に夕飯のため吉野家 佐渡佐和田店に行きました。もう夜の九時くらいになると、吉野家くらいしかやっているところがないのです。どこにでもある吉野家ですが焼肉を食べておいしかったので吉野家でよかったと思いました。

泊まったのはゲストハウスですが、綺麗なところでよかったです。後半に続きます。