真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

【2023年6月】佐渡ヶ島ツーリング 後半

前回の続き。

その日は朝から雨が降っていましたが小雨です。朝食のために宿を出て喫茶店に行くことにしました。

佐和田の住宅地にあるコーヒーハウスらるご。ここが素晴らしいレトロ喫茶でした。

モーニングを注文。トーストはたまごが挟んであって、コーヒーもおいしいです。

店内は広くて高級感があり、今までで最高の喫茶店でした。

また立地がいい。あたりは住宅地なのですが、このあたりはバーやスナック、飲食店が点在しています。また佐渡に来た時には寄りたい喫茶店です。

その日はあまり遠くには行かず、周辺の施設などに寄る予定でした。まずは佐渡博物館に参ります。

中にはいると佐渡出身の漫画家である赤坂アカ先生による、博物館のマスコットキャラクターが飾ってありました。

次は佐渡歴史伝説館です。こんな感じに人形が飾ってあって稼動します。これは日蓮上人の龍ノ口法難の場面ですね(法難の場所は佐渡ではなく神奈川の江ノ島になるようです)。ここは900円と少し高いのですが、展示の仕掛けが笑ってしまうほどハイテクで凝っていて、900円は高くないと思えました。

佐渡歴史伝説館近くにある真野御陵。佐渡に配流になった順徳上皇の墓です。

じんのびカフェに寄る。ここのラーメンを食べてもよかったのですが他に行きたいところがあったので、コーラだけにしました。

佐和田に戻りお昼は大まるラーメン。赤味噌ラーメンにしましたがなかなかでした。

佐渡スカイラインを上ります。道に特殊な舗装がしてあって二輪ではかなり上りづらいです。

白雲台からの展望。かなり眺めがよいです。ここからは両津湾真野湾を同時に見ることができます。その中間の平地は国中平野です。佐渡は国道350の通っている中間部分が平地で、その前後が山という面白い地形であることがわかります。

大平高原。標高が高いため、ここではトビシマカンゾウが遅れて咲いているようです。

佐渡金山の脇を通り、また相川の街にやってきました。

目当ては佐渡唯一の映画館、ガシマシネマさんです。

アニメ映画『アイの歌声を聴かせて』を観ました。よかったです。舞台の一部が佐渡をモデルになっています。ガシマシネマさんにはカフェが併設してあり、当初は時間がないためカフェだけ寄らせてもらおうと思っていたのですが、ここでの観劇は旅程に組み入れるべきだと思いました。

色々飾ってあります。

午後から晴れてきていました。この佐渡奉行所跡をこえたあたりの坂からの眺めがとてもきれいです。

18:30から正法寺のろうそく能の公演があるのですが、まだ時間があるため二宮神社に寄りました。しかしおかしい、社殿がありません。なんと2021年の火事により全焼してしまったようです。

正法寺にやってきました。これは世阿弥が腰かけたという石になります。

これは公演が終わり、片付けに入っているときの風景です。
作家の藤沢周先生の公演のあとに、琵琶の演奏がありました。能はその後になり、演目は「経正」でした。大変にいいもので感激しました。前回と同じ3500円の席ですが、前よりも近くで見れて迫力がありました。能はシテが主に左側で舞うので、観劇は左側がいいようです。
その後藤沢先生のサイン会があったのですが、家から先生の本を持ってこなかったこともあり、スルーしてしまいました😭 

次の日の朝、出発前に散歩に参りました。

その日は晴れの予報ですが、まだ曇っています。

佐和田の商店街。

諏訪神社前にあるどこでもドアがありました。

宿を離れ、出発します。

国道を離れ、再び県道45号を時計回りに行きます。台ヶ鼻灯台に行くための道は柵で閉鎖されていますが、脇を通りました。ここを右側に行くとかつて車を駐車できた場所に出ます。

ここからは左側に歩いて行きます。

また、この狭い道を身を屈めて行かなければいけないのか。

つらいです。

海に出ました。しかし灯台は見当たりません。

後ろを向くと、なんと、山の上にありました笑 道を戻ります。

なんと左の坂道方面ではなく、灯台はここを突っ切ったところにあるようです。徒歩ではきついので、カブで草をなぎ倒しながら進みました。

灯台がありました。

次は二ツ岩大明神に向かいます。

一番奥に社殿があり、中に入れます。

相川にある喫茶店、カフェ⭐︎ド カトレアにやってきました。

ここもなかなかいい室内です。

モーニングですが、トーストが二枚分ありました。コーヒーもおいしい。

伊藤赤水作品館にやってきました。人間国宝である伊藤赤水の作品を無料で見ることができます。なかなかよかったです。

小川台場跡。ここでカブを撮影。

目洗い地蔵の近くにある安寿地蔵堂。何故か民家のようになっていてなかにはお風呂もありました。近くの達者海岸は「安寿と厨子王」の舞台で、地元の人によってお風呂も開放されているらしい!

尖閣湾にある佐渡大埼灯台

塩のソフトクリームを食べました。

竜王大明神。

走っていくと入崎弁天堂が見えてきました。

BSNNSTTeNY・UX高千デジタルテレビ中継局と、近くにある入埼灯台

お昼はここのさしみ定食にしました。かなりのボリュームが出てきます。おなかの心配をしながら食べました笑

関岬灯台。キャンプ場の向こうの砂利道を通ったところにあります。ここで前回を合わせて佐渡灯台はすべてコンプリートしました。

岩谷口洞窟。洞窟の奥は暗く、コウモリが鳴いていました。

舟隠し岩、と呼ばれるところ。橋の浸食がすごいです。

去年と同じく、大野亀はデカイ!

去年は通行止めになっていましたが解禁されたことを知っていたので、上まで登ります。

天辺から。やっぱり結構疲れました。今まで通って来た道。

二ツ亀が見えます。

賽の河原霊場に行くため、願(ねがい)という地区にやってきました。ここから歩きです。

こんなところを歩きます。

ゴツゴツしてきました。

到着しました。

先に進むと二ツ亀のほうですが、バイクがあるので引き返します。

二ツ亀の前にやってきました。ここまでバイクで来るには東方面から遠回りしてくる必要がありました。Googleマップでは県道から二ツ亀よしや旅館 別館にまっすぐに続く道を案内されますが、その方は途中から道がふさがって通れないようになっています。

去年は来なかった喜びも悲しみも幾歳月の像の前まで来ました。もう草がすごくて、数年前は開けていたようですが誰も来ないと数年でこうなるんだなということがわかります。

佐渡北端の弾埼からあとは両津に戻るだけです。約40分くらいで、これがかなり長く感じます。

佐渡汽船 両津港ターミナルでおみやげを買ったあと、まだ時間があったので喫茶店に入ることにしました。再会という名前のところです。

最終便で帰ります。

四回目の乗船にしてようやくおけさ丸に乗れました。

新潟港に到着。今回も非常に密度の高い佐渡旅でした。