真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/09/21)

小説を書く上で「文体の罠」といったものがないだろうか。なにやら力を込めて書いていったつもりなのだが、一度書いた文章はもう消せなくなってしまうような。

三島由紀夫はその作品とくに『豊饒の海』について、一行一行異様な力を込めようとしたようであるが、そうするとすべての文章をフォルテシモで書いてしまうことにはならないだろうか。しかし最初から最後までフォルテシモで演奏される交響曲などがあれば大変に苦痛だ。というのが『春の雪』を読んだ感想だったのだが、今読んで同じように感じるかはわからない。

三島はいくつか読んだが他の作品はなかなかそれなりに楽しんだ。なお村上春樹の三島嫌いは知られているようであるが川端康成も好きではないらしい。

今日は川端康成について少し書こうと思ったがどうでもよくなった。まあ小説の話なんかはいいや

たまには酒でも飲むか。買ってないが