真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/10/01)

なんかそこらへんの創作指南サイトには指示語の多用は意味が通りにくくなるからだめとか書いてあるけど、実際ほとんどの場合は直前の語を指示するだけだからそんなことはあまりなくて、語感により感覚的に避けられるところが大きいのかなと思った。

自分の文章には指示語と接続詞が多いというよりか、「その」「そして」「そうして」がやはり多く使用してしまっていた。これらの語はただの無意味な語句の補充(リズムあわせ)として使ってしまう部分は大きい。あとあまり同じ語を繰り返さないようにしようという意識はやっぱりあって、それ故に多用してしまうところがある。あまり同じ語を繰り返さないようにしようというのは小説の書き方の基本みたいに思われているところはあるかもしれないけどそれも絶対ではなくて、文章の書き方に絶対はないし、それに特に言いかえを必要としない語は別に繰り返しても全然いいんだよね。たとえば名詞なんかそのままで変えようがないのであとに続く文でも「その場」とか書かずにちゃんと「岬」と書くとか(昨日直した部分の例です)。
第六章は結構書いてしまっていたので不要と思う部分を直した。五章以前も意識して直さなければならないと思ったが自分で思っていたよりは使ってはいなかった……と思う。

小説の文章を解析してくれるサイトがあるけどhttps://ennach.sakura.ne.jp/Morph/、ベータ版で止まっているのは惜しい。それこそ例えば指示語ならどんな語句が使われているかすべて教えてくれればいいのになあ。

さて、ここからが今日の本題で書こうと思っていたことなのだが、ここまで長かった。HELLO WORLD観てきた。まずキャラクターが3Dとは知らずよく作ってあって最近のアニメーションはすごいなあと。あと内容に触れるとやっぱり自分の感情移入は未来のほうにあるので最後のカットがあったのはよかった。ただあれ自分が作るとしたらある種の作品に見られる世界反転系のギミックにして、ラストも長くして解説のようなものを付け足してしまうかもしれないと思ったが、それも難しいのかな……。と今検索したら「この物語はラスト1秒でひっくり返る」というキャッチコピーがあったようで、そうか、なるほどまあ意図はしていますよね。でもミステリのように明確な解説みたいなことはできないんじゃないかな、できるのかな……まあ世界構造についてはっきり明言されていない作品ではある。あとインセプションを思い出したがツイッタで検索したらインセプションとの類似はやっぱり言われていた。あと脚本の野崎まどさんはどこかで聞いたと思ったら最初に角を売って王手にするというとんでも将棋の小説を書いていた人だった。

記憶にございません、ワンちゃんの映画の続編、なんか否定的な意見が多いらしいアド・アストラと見てみたい映画が多くなってきた。