真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

2019年夏 ツーリング記録

去年の夏、2019年のツーリングのことを駆け足で振り返る。いつもより画像多目でお送りする。
最近の定番ルートは国道8で糸魚川から富山入り。ツイッタで見て知った魚津埋没林博物館へ。

f:id:glamaje:20200920203413j:plain本当に水の中に木が埋まってて笑った。

f:id:glamaje:20200921080535j:plain福井といえば恐竜、の福井県立恐竜博物館。前に通ったときは渋滞で入れなかったので朝早く開館前から行きました。
恐竜アニメ映画の上映があり、恐竜を初めに発見された人物とされるギデオン・マンテルに興味を持った。

f:id:glamaje:20200920203648j:plainえちぜん鉄道勝山永平寺線終点の勝山駅。駅のえちてつカフェはお休みだった。

f:id:glamaje:20200920203839j:plain〈越前そばの里〉のレストラン。ソースカツ丼と越前そばの「ふくいセット」はうますぎた。

敦賀から舞鶴方面に向かうのはあきらめて、岐阜方面へ向かう。

唐突にラーメンが食べたくなったせいか高速道路の養老SAに行きHighway ラの壱の名古屋とんこつラーメン。NEXCO中日本PA・SAはほとんどが一般道から入れる。その後疲れたのでSAでしばし寝ていた。

f:id:glamaje:20200920204502j:plain岐阜県養老町の養老の滝。

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f:id:glamaje:20200920204547j:plain養老天命反転地荒川修作のことは宮崎駿と対談していたことで知ったのだった。行ったときは園内を工事中ということで少し料金が安かった。確かに1995年の開園だから老朽化している。
しかしここはあまりにも暑すぎでここから頭痛で苦しんでいた。

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f:id:glamaje:20200920205311j:plain天敵アニメ映画の聖地。

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f:id:glamaje:20200920205618j:plain新潟にもある巨大スーパーマーケットのプラント。PLANTのあとの数字は敷地面積の規模を表している(現在の新規店舗では廃止されている)。PLANTに6がつくのはここ瑞穂店だけでプラント界最大の売場面積を誇る。黄金のロゴはここが特別なプラントであることを主張しているようだ。

フードコートにあるスガキヤで食べたあと養老天命反転地の暑さによる頭痛の後遺症に苦しんでいた。

明治村に行ってみようと思っていたが、この暑さではとにかく広い明治村を歩き回るのは地獄だろうと思い、あきらめた。何度も行こうとしているが今回もパス。かわりに岐阜の各地を見て回ることに。

f:id:glamaje:20200920212624j:plain内藤記念くすり博物館にて、白沢像。女神転生みたい。

f:id:glamaje:20200920212953j:plain岐阜かかみがはら航空宇宙博物館。

f:id:glamaje:20200920213304j:plain淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ。ここはよかった。まずは上の階に行き、岐阜の川辺にいる魚からだんだんディープな世界へと降りていくように意図して作られていて、ディズニーランドのアトラクションのような感覚がある。あまりにも大きすぎる魚が漂っていて笑った。途中BGMがジムノペティの有名な1番ではなく2番の方が流れていたのも気が利いている。 

f:id:glamaje:20200921080842j:plain犬山まで戻る。珍スポットとして知られる桃太郎神社に寄る。
異様な感覚を感じる場所である。宝物殿は時間が過ぎていて入れなかった。

 デニーズ岐阜長良店でいつもの卵ご飯の朝食ののち、金華山に登ることに。ちなみにオートバイは岐阜公園二輪車駐車場に無料駐輪が可能だ。

f:id:glamaje:20200921080950j:plainルートは馬の背登山道というハードモードを選んでしまった。確かに道は険しく登れないというほどではないが、久しぶりの運動だったのでめちゃくちゃに汗が出て、山頂にある自販機の水を買ってごくごくと飲んでいた。帰りは七曲り登山道ルートを選んだ。

鵜飼ミュージアムへ。それから岐阜市を離れ、一番軒の芥見店でまたとんこつラーメン。

f:id:glamaje:20200921082135j:plain関市の宗休寺へ、暗闇の中の戒壇めぐり。

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f:id:glamaje:20200921082042j:plainカフェが良かった。奥の畳の部屋は宿坊として泊まれるらしい。

f:id:glamaje:20200921082223j:plain珍スポットの古井の天狗山。よくわからない場所だ。

その後国道418を走って行く。国道418といえば、最凶として知られる酷道である。八百津町まで行き通ったのは新旅足橋のかかる新しいほうの418だが、潮南で突き当たりとなり、ここを右折してしまった。
「十日神楽までは行けます。その先はどこへも抜けられない!」というおどろおどろしい手書きの看板を見ながら進む。そう、そこは酷道へと続く道だ。

ついに下り坂に到達。道は荒れ放題だし、怖いのは木々の合間に木曽川が見えて、オートバイで下っていくとそのまま木曽川に落ちていきそうな感覚があるのだ。そのときの木曽川はまるで冥府を流れるレーテ川のようであった。万が一パンクなどしたらどうしようと不安になりながらゆっくりと進む。引き返したほうがいいのではないかと感じながらも、それができない。だからこうなるんだ、やめておけばよかったと思いながらも、好奇心からどんどん先に進んでしまう。

そして、ついに……

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f:id:glamaje:20200921083739j:plainあの有名な場所へとやって来た。

恵那方面に立ち塞がるバリケード。これでも立派な"国道"である。ビッグスクーターでここにやって来た人はどれくらいいるだろうか。他のバイクより来るのが難しいというわけではないが……

f:id:glamaje:20200921171023j:plainもし再始動ができなくなったらどうしようと不安で、エンジンを切ることができなかった。ここで不動になってしまったらまずレッカーも来てもらえないし、登り坂を自力でビグスクを押していかなければいけないと思うと地獄すぎる。そうなったらもう正解は車両を放置してあとで軽トラで取りに来ることでしょう。

f:id:glamaje:20200921083114j:plain橋にかかる赤い橋が見えた! 画像ではよくわからないが、あれが深沢峡にかかる五月橋だ。恐怖感がある。

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f:id:glamaje:20200921083046j:plain倒木と落石があって西方面は通れなかった。でもここは通れなくて正解だったと思う。通れたとしたらそのまま二股トンネルまで行ってしまっただろう。また来た道を引き返すことを考えたらうんざりとしたが、帰り道のほうがよほど楽だった。帰りは行きの1/10くらいの時間に感じた。十日神楽まで戻って来れて一安心。

f:id:glamaje:20200921165613j:plainついでに恵那側のバリケード前にも寄ってみた。絶対に何人たりとも通さんという意志を感じる。

いつか酷道418を歩き切るという"苦行"をしなければいけないと思いながら、私はこの地をあとにした……

中津川のラジウム温泉かすみ荘に立ち寄った。ここは日帰り入浴をやっているということで、500円で鍵のかかる個室の温泉に入れた。坂道があって旅館の中の構造が面白かった。

f:id:glamaje:20200921170729j:plainちょうど日にちだったので、中津川馬篭宿の地歌舞伎の公演に行ってみた。2016年のときも観ていて、3年ぶりとなる。以前より外国人の人の比率がだいぶ増えて、観客のほとんどが海外の方だった。
残念ながらその時に受付をしていたやさしい岐阜のお姉さんはいなかった……

また夜道の国道19号の木曽高速。ここは巡航速度速いし疲れるのでやなんだよなと思いながらアプレシオ 村井店まで行きました。

いつもなら長野市方面から帰るがそちらには向かわず、水上あたりから関越で帰ることにした。

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f:id:glamaje:20200921165742j:plain長野県小諸市懐古園。あの残念アニメ「あの夏で待ってる」の聖地である。

帰りは高崎には向かわず、国道146→長野原→中之条のルートだったかな。

以上、一年前の2019年のことなのにずいぶん昔のことのように感じるなあ。