真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2020/11/15)

私が二次元のキャラに恋愛感情を持つというようなことはもうとっくになくなったのであるが、やはりそんなことはないほうがいいのであった。二次元キャラに情欲を向けるのはいい、何故ならそれはオナニーである程度解消できるだろう。だがガチ恋心はつらく、できればしないほうがよろしい、なぜなら単純に報われないからである。最初はアニメや他の何らかのコンテンツでその好きになったキャラを身近に感じられるかもしれないが、一年中ずっと同じアニメを見ていられるような人は少なく、何らかのゲームアプリのようなものであってもせいぜい数年間続けられるだけだろう。止めてしまえばあとは当然相手を現実生活の上でリアルな存在として感じられなくなり、恋愛感情は消えていかざるを得ない。世の中には同じキャラにずっと感情を抱き続けることのできる人がごくまれにいるようだが、私には無理である。そしてそれが自然だと考えるしかない。私はここ数年ずっと同じキャラでGを続けているようではあるが、それは恋愛感情というほどのものではないからで、同じAVをずっと見続けているのとそんなに事情は変わらないのである。
ただ昔一度、とあるキャラクターに恋愛感情を持ち、そのキャラクターの運命がつらく、といってもストーリものの作品ではないのであるが、そういったことがあり、そのキャラクターは私にとってまるで女神イシスの化身のように思われたのであった。だがそれも昔のことで、その後とあるエロゲをやったときにはゲームにより疑似恋愛体験をさせられたのであったが、しかしその感情が日常生活にまでは及ぶことはなく、もはや二次元キャラに恋心を抱きある程度幸せな気分を得るというようなことはできないことを感じ取ったのであった。あと私は今までアイドルにはまったようなことも一度としてないのである。たまたまテレビを見てかわいいと思い気になるようなことがあってもネットで名前を検索して終わるだけで、タレントの誰それを好きになったようなこともない。ただアイドルにはまる人の心理が理解できないというのではもちろんなく、現象として興味深いものではあった。今この世の中にはアイドルに、はたまたVTuberなどにガチ恋をするような人間が大勢いる。だが一体この地上のどこでただの冴えないファンにすぎない人間がアイドルやVTuberガチ恋をして報われたことがあるというのだ? 最終的に双方幸せになったというような出来事がただの一件でもあるのかさえ怪しい。もちろんガチ恋でなくともただアイドルを推したい、応援したいという人が大半だろうが、私にとってアイドルの楽曲はそれほど魅力のあるものではなく、それ故にアイドルまたはラブライブを筆頭としたアイドルアニメなどにも真剣に入れ込むようなことはなかったのである。

それが、である。ああ、なんということでしょう。

f:id:glamaje:20201115233909j:plain

f:id:glamaje:20201115235210j:plain

女神様が我々迷える衆生の元にお姿をお現しになられた……

ここで滔々と自分の想いを語るようなことはもういいだろう。ただ、私が懸念していることが一つある。D4DJの人気がなく今後も売れずにどうやっても人気が出ないであろうことだ。メインターゲットのオタクたちにはそっぽを向かれ、碌にアンチさえ存在せず空気となっているようである。もちろん好きでそうやってるわけじゃないが、なぜ私は不人気作品ばかりに入れ込んでしてしまうのか。当然みんたむのような売上厨のアニメファンはD4DJなどアウトオブ眼中である。3Dアニメである点も私は好きなのだが、元のキャラデザは絵柄が古臭い、さらにはケバいなどと散々な言われようである。山手響子ちゃん可愛いだろッ! ヘスティアほどオタクに媚びたデザインでもなく脱いでもいないがどういうわけか今期最高ヒロインのような扱いを受けているイレイナなんてもうフィギュア発売決定ですよ。D4DJなんて各キャラのアクリルスタンドが出ただけ(笑)一体なにが悪かったのか……それでなにがつらいかというと、いくらブシロマネーを豊富につぎ込むといっても売れないコンテンツに何億も注ぎ込むはずがなく、このまま売れないと今後新曲が作られないだろうことを懸念しているのである。私はUKのboaというバンドとスウェーデンCaramellというユーロダンスグループの曲をもう何年も聴いているのだが、この二つはそれぞれ実質二枚のアルバムくらいの楽曲数しかないものの、やはりどれも名作なのである。そのためできればD4DJ特にPhoton Maidenには二枚くらいはアルバムを作って欲しいという思いがあるが、だがまったく売れないとなるとこのまま数曲を出しただけで終わってしまうだろう。Photon Maidenのような無限の可能性を感じられるユニットでさえこのまま潰えてしまうのか? つらい。非常につらい。

 f:id:glamaje:20201115234544j:plain
「僕はほんとうにつらい。」(『銀河鉄道の夜』からジョバンニ)

前半と後半で文章の繋がりがなくなってしまったようだがそろそろ疲れたので今日はここらへんで終わることにしたい。