真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2022/03/26)

人生はゲームなのだろうか? ――〈答えのなさそうな問題〉に答える哲学 (ちくまプリマー新書) 平尾昌宏 (著)なかなかいい本だった。考えたことメモ。といってももうだいぶ内容を忘れてしまっている。

この本のテーマはゲームと人生だが、私は芸術と(分けられるところの)ゲームに関心がある。

私はそもそもゲームというものを人生一般とは違うものとして独立させて、ゲームとは実人生に直接的には関わらないものである、という条件さえ加えたい感がある。ゲームというものを完全に独立したカテゴリとして考察したい。またゲームの成り立つ条件に、ゲームとは状況の進捗があるもの、という条件を加えることができるだろうか。

この本ではマネーゲームや恋愛一般が考察されているが、マネーゲームや恋愛がゲームと呼ばれる場合、それはそれらの一部を取り出してそう呼ばれているはずである。

ゲームの成り立つ条件として「攻略」を考えることができるだろうか。

ゲームの目標は最初から明らかでない場合もある。

(やはり本を読んでなんとなく考えたことを文章化することは苦手だ。やめたい。)

書いたように私の関心は芸術との関連で、どこでゲームは芸術と分けられるのかということ。ゲームにも芸術的な部分はあるが、芸術には受動的に鑑賞する態度が要求され、プレイヤーの積極的な参加が促されないのは確かだ。……

あとスポーツについて。

ゲームの歴史について知る必要があるのかもしれない。

やはり私に知識が足りない。ウィキペディアに「芸術としてのゲーム」というカテゴリがあり、ずっと議論されていることではあるのだろう。論文はあるのだろう。ただ私は怠惰なのでまとまった本で読みたい。誰かいい本を知らないだろうか。