真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2023/06/07)

やはり自分がやるしかないのか。誰も作らないのなら、背景を生成できるAIのLoRAを作るしかない。と思ってやってみましたが、すぐにできないことに気づきました。というのは、私が欲しいのは実写からimg2imgでゲームのCGに変換できる機能なので、それはLoRAで何とかなるようなものではなくそもそものAIモデルから作成する必要があるものです。テキストから絵を生成することと、写真を読み取って絵に変換することはまったく異なる働きです。現状img2imgで正確に写真の画像が読み取れるわけではありません。今年に入ってからなんかすごいAIの機能が発明されたとのことですが、それでも無理でしょう。おそらくLoRAで背景の絵を学習させればテキストからなら一応出せるようになるかもしれないのですが、当然お金と時間がかかります。それにやはりランダムに出された絵で満足はできないんじゃないでしょうか。キャラクターにしても今では簡単に生成できるわけですが、そのキャラを使ってゲームを作りたいという人がどのくらいいるのでしょうか。実際そうして作っている人もいますが、多くの人は自前でなんとかしたいと思っているのだと思います。人間にはそうしたこだわりがあるので、前回書いたようにさらなる凄い技術が現れない限りAIを使わずに描き続けるだろうというのが現状私が思っていることです。もちろんこれは絵のキャラクターを使用する場合で、今では簡単に技術的に優れた一枚絵を生成できるようになっていることは単に認めるしかありません。しかし、一枚絵にしても単に上手い絵だけではなく、それ以上の芸術的な観点から評価していく必要があるような……とこう書いた時点で、芸術的な観点とは何かと自問してもそれはわかりません。しかし上手い以上の美的な絵も、すでにAIは生み出してしまっているように思えます。

LoRA配布サイトを見ていて見つけたこの絵なんかは本当にすごくて、人間でもこんな風には描けないんじゃないでしょうか。(私がキャラ+背景の絵が好きなこともあります)

疲れたので、とりあえず言いたいことはここまでです。あと、このLoRAはアニメ(というよりゲーム?)の背景に近づいていてすごい。

あとこれなんかを見ると、当たり前かもしれませんがキャラクターだけでなくちゃんと背景も学習しているんだなということがわかります。