真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2021/12/07)

いやーやっぱりだめだ、ためしに適当に作業して描いた背景をゲーム画面に合わせてプレイしてみたら、全然しっくりこない。背景を実写とCGの折衷的に描けば作業量も減らせてよいではないかというのは考えが甘かった。このまま作業して完成したとしても、また中途半端なクオリティの作品ができるだけで再び直したくなるのは明白なので、1stゲームのリメイクはあきらめた。申し訳ございませんでした。ただ、全編適当にスキップをしながらプレイを進めてみたところ、やっぱり悪い作品ではないだろうという感想で、やはりシナリオが問題ではなく、考えていた選択肢もバッドエンドもほとんどいらないのかもしれない。

というわけで2ndゲームとして構想していた『さなぎ』という題名の作品を完成させることを考えることにする。これも1stゲームと同じころに思いついてシナリオを途中まで書いたものだが、例によって投げ出した。なんといっても途中の展開が思いつかない。思いつかないものは存在しないのも同然とし、1stゲームと同じくらいの分量を目指していたが、もっと短い短編として作ることにする。プレイ時間は二時間も行かないかもしれない。インディーのいいところは商業ではできない作品ができることで、たとえ短くても印象的な作品は作れるはず。今のところ概算で背景枚数は20枚までいかないはずで、これくらいならなんとか描く気にはなるはずだ。もちろん写真を撮ってちゃんと中途半端にせずphotoshopでトレースして描く方法である。あとこの作品の場合自分でBGMは作れないと思っていたが、それというのは私が作ることのできる曲はメロディが強いものだけで、次のこのゲームには合わないのではないかと思っていたのだ。メロディが強いというのはメロディがはっきりした曲しか書けないということで、それこそ日常に使うBGMだとしたら1~6までのファイナルファンタジーの町の曲のような旋律しかできない。ノベルゲームにはもうちょっと雰囲気を重視したアンビエントエレクトロニカのようなよくあるBGM的な曲のほうがいいんだよね。何しろ本格的なDAWみたいなソフトは使ったことがなく、使い方がさっぱりわからず、1stゲームはfinaleで五線譜に音符を書いてMIDIでMusic Maker 2(まあこれはDAWといえばDAWだが)に渡してそこでプリセットにあるドラムパターンを付けるといった方法で作っていたのだ。ああいったsonarとかを使った作曲で難しいと思うのはまず音の音色から作らなければならないといった感じがして、一体どうやって作るのかさっぱりわからない。ただこの度の2ndゲームでは曲数もかなり抑えられるはずなので、10曲以下ならやっぱり自分でやってみるしかないのかなあとか。

なお『さなぎ』というタイトルはジョン・ウィンダムの小説と同じで、同じ題名ということで読んでみたが、よくわからない小説だった。自分のゲームはSFではまったくないんだけど。シンプルなタイトルでいいなあと思っている。