真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/10/29-2)

やることもないしもう一度ブログ書くか。さやわか著『文学としてのドラゴンクエスト』ライトな内容だがなかなか面白かった。本の内容はドラクエという作品全体の評価というよりは堀井雄二にスポットをあてたもの。あと何故か村上春樹の小説と類比するように語られる。読んで気付いた点 ・堀井雄二はポートピア殺人事件を筆頭に昔から変わり種のシナリオを好み映画のドラゴンクエストユアストーリーを許可したのも当然だったということ
ドラクエ6はポストモダン ゲーム途中の中ボスを倒してしまうとそこからゲームの目的が不明確になるようなゲームであるのだが、ポストモダン的状況だったのかと
ドラクエ7について思い出した 私はこのゲームを二度もクリアしている。もうだいぶ昔のことだが初回プレイ時の感想 最初の戦闘が始まるまでが長く二時間かそこらかかるとか有名でしかしここは期待感があり、最初のスライムとの戦闘で感動した。フィールドの音楽も戦闘の音楽もよかった。なるほど長いオープニングにはちゃんと意味があったのかと。しかしその後は石板おつかいがつまらなく各地の胸糞ストーリーがつらかった。ある町では人々が過去を葬り去ろうとしたり伝説が間違って伝えられていたりしてこともあろうにドラクエがそれをやっていいのかと。伝説を自ら否定してどーすると当時から思った。しかしそれもポストモダンということなのか。あと戦闘もつまらなかった。これはドラクエ6も同じなのだが連続攻撃や強い特技を覚えさせればそればかり使うことになり個々の行動に個性はないし戦闘に緊張感がなくなり何の面白みもないゲームとなってしまうのだ。序盤の三人か四人キャラでプレイしていたころは楽しかっただがダーマ後は糞つまらなくなってしまった。ただアイラは好きだった。あらあらうふふ系のキャラクターで主人公と一緒に野外で寝るシーンがよかった。「話す」でのアイラとの会話もよかった。ゲームは糞つまらなかったが。あとプレステでゲームがフリーズした。エンディングはあまりにも恐ろしいくらいにつまらなく驚愕し波の音を聞きながら私自身がフリーズしてしまった。これが初回プレイ時の経験だが二回目をやろうとしたのは職業を付けないでクリアすればあのつまらなかった戦闘が楽しくなりゲームそのものが楽しくなるのではないかと思ってクリアして数年後にやってみたのだ。それももうだいぶ昔だが。だがそうやっても戦闘はつまらなかった。縛りすぎてきつくなってしまったのかもしれない、同じ職業は使わないというルールにすればもしかして面白くプレイできるのかもしれない。それからだいぶたってラスボスの正体はあの人物だったが変更された説を知りなるほどと思った。あれは十分納得がいくものだ。初回プレイ時にもラストダンジョンに何故ラーの鏡があるのかと何か不気味なものを感じた。とにかくドラクエ7は不気味なゲームでCGのキャラ(恐怖のムービー)が不気味の谷に落ちているだけのことはある。だがあの不気味さがいいという評価もできるかもしれないがあの苦行ともいえる石板集めと戦闘のつまらなさはどうにかしないといけない。ただ音楽はよかった、戦闘の曲など一番好きかもしれない。ボス曲も暗いフィールドもいい。フィールドは「失われた世界」という曲名だがとにかく後半の対位法が巧みなのである。さすがにもう一度プレイする気にはならないだろう。
ドラクエ8の思い出 ドラクエ7で絶望したが8はなかなかよかった。とにかく街やフィールドがいい! グラフィックが綺麗であのCGは素晴らしい。フィールドが広く冒険してる感がある。フィールド音楽はやっぱりいい。悪かったところはスキルのシステムとあとテンションはいらなかった。それがなければ完璧だったかもしれない。ストーリーはやはり前半のほうがいい。エンディングは悪くないが。あと冒険してる感のため船は縮小表示せずに等倍で旅をしたかった。空を飛ぶ乗り物も。無理かもしれないが。とにかくドラクエ8は冒険してる感がすべてだ。変に凝ったシステムは必要ない。
ドラクエに関しては他ナンバーについてまだ語ることもあるかもしれないがこのへんにしておこう。