真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/10/29)

例えば一日中読書をしていたとすると確かにはかどった感じはある。だがあとから振り返ってみるとそれは充実した出来事として記憶されるのだろうか。あとから思い出されるのは読書で得た内容であって、読書をしたというその日の出来事ではない。外に出て何かのイヴェントでもどこかにドライブでもなんでもいいが――をこなしたほうが記憶のなかでは鮮やかで思い出として残る。読書や映画といったコンテンツを次々と摂取していくことに付きまとうむなしさはそんなところにもあったのかもしれない。記憶として振り返ったときに、あるのはコンテンツの内容ばかりでそこに自分自身が見つからないのである。ある本を読んだときの自分がどんな状況だったかなんて、思い出すこともほとんどない(例外はあるが)。もちろんこれは私の感覚であって、違うという人がいるかもしれないが。
もう今年も終わるんだなと思いあと最近は遠出をせずに本やその他のことをしていることが多くまた秋の京都にでも行きたくなりなんとなくそんなことを思った。

時間を無駄にするのに一番よくないのはインターネットです。インターネットは止めましょう。