真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/10/19)

『迷宮としての世界』面白いな。画像検索すれば図版の絵がカラーで見つかるというインターネットの恩恵のおかげで飽きずに読み進められそうである。本文から目を離し絵を眺めながら読めるのでそれがいい気分転換になる。あと文章そのものの美しさ。それにしてもモニタで絵画を見るのって実は向いているんじゃないかと思ってたんだけどどうなんだろう。モニタだと色彩やなんやらが個々のモニタの設定によって違うから現物とは異なるのだろうけど、なんか書籍で絵を見るよりいいと思うんだよな、絵に入り込めるというか。どうしてだろう。本だとだいたい下に本を置いてそれを眺めるというスタイルだけどモニタの場合正面に見るというのはある。あと質感も違って本のつるつるした印刷よりもモニタの光の元で見たほうが絵がよく見えるんじゃないか、と思った。

今日はちょっとamazonほしいものリストの整理をした。今まで気になった本や映画があったらとりあえずほしいものリストに突っ込むということをしていたけれどそんなことを何年もやっていたらリストの表示が下にいくほど重くなってしまい使い勝手が悪くなってしまった。なので今後本は読書メーターの読みたい本、映画はフィルマークスの観たい映画に追加して管理することにした。amazonのリストで数年にわたってためこんでしまったのでなかなか整理が面倒である。まあどうせリストに入れたところでほとんど読まないんだけど。

今日も図書館にいったけどやはり俺が政治思想の本なんかを読むのは無理だと悟った。そこまで深くは興味が持てない。まあ新書と一般書が読めればいいかなあと。あと哲学も読めないしやはり自分が学術的な本を読むのは厳しいと感じた。プラトンは結構読んだけどまあプラトンはまあ面白くわかりやすいから読めたという。精神現象学存在と時間に少し兆戦したことがあったが今後も読み通すのはとてもじゃないが無理だろう。あとは純粋理性批判と意志と表象としての世界がいつか読めればそのくらいで有名どころの哲学本は終わりでいいかなあという気がしている。なんか哲学本読んでもそこまで深く理解しようと思わないしどうせ忘れるんだよな。またいつか突然興味が出てくるかもしれないが……

今後はもう色々手を出さずに収縮していこうとちょっと前から考えている。たしかに色々インプットをしまくっても創作の面でインスピレーションがすぐに沸いてくるというわけではないし。もちろんインプットそのものは重要だけど。