真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2019/11/29)

昔書いたものを直していたら疲れた。今も頭がふらふらしている。ほとんど直すところはなかったのだが。

 タルコフスキーの映画『ノスタルジア』『サクリファイス』昔に見ていたことを忘れてもう一度見てしまった。タルコフスキー宮崎駿渋谷陽一との対談本でストーカーをちょっと見てこれはすごいと言っていたことを知ってからなんか憧れがあって(かなり昔のことだが)、それこそ鏡だとかノスタルジアだとかサクリファイスだとかの題名に神秘的なすごい映画なんだなとなんとなく想像を膨らませていた。それでタルコフスキー日記なんかも図書館にあったらから少々読んでいた。のだがあとで実際に映画を見てみたら全然面白くなかったという。惑星ソラリスとかストーカーとかノスタルジアとか。うーん結局合わない。この人人に見せることを考えて作ってないんじゃないか、エンタメ精神など全く存在しなくてゴダールなんかのほうが全然サーヴィス精神がある。映像の詩人とかいわれるが私はほとんど詩は感じなくて、映画も私的な日記として作っているように思える。内面の日記が映像となり公開されていると感じる。それを面白いとかつまらないとか言っても仕方がないような作品でそれが人によって合ったり合わなかったりするだけなのだろう。

『響 -HIBIKI-』文芸ヤンキー漫画の映画化なのだが何故かややシリアスに評価されている向きがある。この映画に怒っている人はやっぱりいたが基本ギャグなのでこれに文句を言っても仕方がない。会見でぶん殴るのは笑ってしまう。今日が漫画最終巻の発売日だったらしい。途中まで読んだが一応最後まで読むか。