真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2020/02/05 2)

それにしてもSteamのセールで色々ゲームを買ったにしてもいったい何をそんなに買ったんだって感じで使った金額に合ってないようでコスパが悪いな。買ったからには全部プレイしなければならん。次の6月末のサマーセールまでは新しいゲームを買う気がないので毎月ほんの数千円ずつ使って買ったと思えばいいか。でもやっぱりジャリゲーをいくつも買うよりNintendo Switch買ってドラクエ11買ったほうがいいよほんと。俺のことだからどうせゲームもすぐに飽きてしまうんだろうな。

・Steamでノベルゲーとか買ってみてよかったのはここに新しい市場があることがわかったこと。 
・10年代に入ってから海外でもいろいろ作られるようになったらしく、『かたわ少女』とか『ドキドキ文芸部』とかあとロシアで作られた日本の80年代を舞台にしたものとか聞いてはいた。
・海外ノベルゲをやってみたのも世界のビジュアルノベルの動向に興味があるからで、作るほうのクリエイターの視点で見ている。
・というのは数年前に作った自作のビジュアルノベルを何とかしたいからで、そのことについて考えたけど数日前に考えたことなのでここまで書いて飽きた。やめる。

自作の2nd長編はGoogle Mapとストリートビューを駆使して書いた。あまり大きな声では言えない。自分が行ったことのない場所も舞台にしているし行ったことがある場所も詳細な風景は忘れているので。実際にまた行ってみるのが本当は一番いいが。
だけどもちろん実際の風景をそのままに書くのではなくて、大幅なアレンジを加えている。実際にある場所をもとにしてファンタジーとして拡張された風景を書きたかった。
最終章ではそれが完全に架空の舞台になる。
明るい『ゆめにっき』を書くというのが最初のコンセプトだった。第七章の舞台、特に「何もない……」と書かれるのはその表れな気がする。
あの小説ではよくある、夢か現実のどちらかかわからないというテーマではなく、夢も現実もまた現実という立場で書いている。
第六章で明かされるギミックは必然だったと思う。サプライズのみを狙ったものではなく舞台をこの今の世界から異界化するためにどうしても必要だった。
実は某ゲームからそのままヒントを得ている。
オートバイはさすがにレシプロエンジンはないと思うので直そうと思う。BMWのC evolutionのようなものに、電動バイクはモーターのような加速をしてヒューンという加速音も楽しい。
スポーツとしてのバイク、とにかく速いことをよしとする価値観に対するアンチテーゼ。
全七楽章ある音楽のように全七章として構成できたのはよかった。(全七楽章ある音楽というものは私の知るところベートーヴェン弦楽四重奏曲第14番だけで、これも実質は全四楽章だから基本的にはないのだけど)
そこらへんのエロゲのような話として受け取ってもらえるのではないかと思ったが、最終章を書いていくなかでやっぱりそれは厳しいと感じた。
最初から加筆するように書いていき第七章が一番書いてみたい部分だった。だが最終章はこんなものが本当に面白くなるのかとかなり迷った。プロット自体は数年前に完成したもので最終章が一番箇条書き的に書かれていて完成度が低く、第七章の文少量は元の二倍近くになった。ラストはもうちょっと文章を加えてもいいと思うので直したい。
途中のプロットはほとんど変化はなかったがラスト付近は変わった。今まで思いつくことができなかった新しい場面を書けたのはよかった。
最終的な文字数は約110000文字、原稿用紙換算で約350枚だった。