1日に映画ミッドサマー 観に行った
映画のちょっとした感想を書くのでもこれからその映画を見に行こうとする人が先入観を持ってしまうのではないかということが気になってしまう。自分はほとんど内容や評価の事前情報なく前評判だけで映画館に行くため
序盤はゆっくりでホラーとは聞いていたがよくわからない内容だったが崖シーンからやっと動き出してくれてよかった ショッキングな映像はあるが怖くはない作品だった 舞台の場所が北欧に見えず最後まで気になった。ロケ地は製作費の関係でハンガリーだったとか。勝手なイメージかもしれないが北欧というと『エクス・マキナ』のノルウェーの森とかあんなイメージがあった 舞台がやたらだだっ広く開けた場所なのも気になった。ヴィジュアル的にああいった絵を撮りたかったのはわかるけどどうしても古くからあるコミュニティという感じがしなかった。北欧の奇祭感に乏しく建物も空いたスペースにただ家を建てたように見えた。リアルな生活感がなかった。『アルカディア』という映画では閉鎖的なコミュニティが作られていたように思ったが。 そのせいか演出からも夏の祝祭の表出が感じられなかった。幻覚が足りない シェイクスピアの真夏の夜の夢が根底にあるのはわかる 異常な作品ならもっと異常な怖さが欲しかった 特に舞台・演出の面で傑作にはあと数歩届かなかったという感じである 絶賛か酷評でわかれる映画なんて言われる映画でもそんなことはない DVDで観たツリー・オブ・ライフだってそんなに良くも悪くもないという感じだったし
