真人間を目指すためのログ

その日したこと、観たもの、読んだもの等の記録

(2021/11/16)

選挙後それなりに政治について考えていたら疲れた。言いたいことも多少あった気がするがまあどうでもいいわな。野党共闘について成功か失敗かこれからも続けるべきかというのはおれにはよくわからない。ただニーガタでは野党共闘が成功しているように見えてそれでこの前の米山隆一のイベントに来ていた佐々木寛先生の『市民政治の育てかた: 新潟が吹かせたデモクラシーの風』という本を読んだが、ただ他の地域で同様にできるのかというとそれはよくわからんわな。ニーガタは田中角栄の本拠地ということで自民党が強いイメージがあるかもしれないが角栄にしても地元で英雄視されているかというと必ずしもそうではなく悪く言う人もいる、あと角栄の時代を知っているからこそ今の自民党には賛成できないという人もいるようだ。あとニーガタは柏崎刈羽原発があって巻原発建設を住民投票で退けた過去があり、米どころなのでTPPについても関心が高いというのがあって"リベラル百姓"のような人が多く、野党共闘というと都会的なシールズ路線が想起されるらしいがニーガタは都会ではないのでドブ板、地ベタ路線だわな。選挙の結果にかなり気落ちした人もいるらしいがおれは比例はれいわに入れて全体では議席を獲得したし小選挙区は立憲の候補に入れてちゃんと勝たせているのでどうでもいいのである。(ニーガタ県民がこれを言うのはどうかと思われる「勝てば官軍」である)。今まで比例は何回か泡沫政党に入れて山本太郎自由党に入れたこともあったはずでそれ以外では基本共産党に入れてたような気がするけどそれでれいわはやっとこれから伸びそうな感じがあるが、まあれいわだっていきなり潰れるかもわからんし今後はわからん。自分の入れた票でその時候補が勝てればいいくらいにしか考えてなくおれの投票もある意味しがらみからの行動であることに変わりないんだわ。まあそんなふうに床屋政談がしたかったのだがそろそろ他のことに関心が移ってきた。

温泉むすめが問題にされたのはちょっと関心があるかもしれん、といってもいつもの光景で特に思うこともないのだが、よくわからないのは誰がなんのために温泉むすめのパネルを設置しているのかようわからないんだよな。観光庁の後援だというがなんか経済効果でもあるんか?温泉地にいって二次元キャラのパネルなど別に見たくもないし、ただなんとなく金が動くから設置されているようにしか思えん。あとキャラの設定が昭和のおっさんが設定したようなのはなんなんだ、そういうのも設定した人が本気の趣味でやっているのかお前らこういうのが好きなんだろ的な思いでやってるのかよくわからん。私は創作物に関してはかなりの表現規制反対派のはずだがツイッター表現の自由派にはほとんど共感はないし(フェミニズムにも共感はないが)まあ色々肩身が狭い思いをずっとしていて今後もそんなのが続くんでしょう。

ウマ娘が紅白出場有力などというニュースがあったがウマ娘のアニメ版PVなどを見ると吐き気を催すレベルだがあれが気持ち悪いのはただ擬人化しているという理由だけではなく、馬の人間化であるのは同時に人間の馬化であり、人間をショー化して見世物にしているからなんである。ショーなんて現実のアイドルでもなんでもやっているじゃないかとかそういうことではない、人間を人間とは異なった存在にして競馬のような徒競走とアイドルのショーをやらせているのが原因なんですね。「動物虐待と性的搾取、これが重なったらもう冥府魔道だ」

選挙後は割と嫌儲を見てしまっているのだが専ブラなど使っていないのでFANZAのエロ広告まみれで、あれを見ているともう日本は終わりなんじゃないかという思いを強くする。いやそれが悪いと言いたいわけではなくて……(おれもプラス〇ンクスの眼鏡の女の子とか結構好みではあるし)行き場のない性欲についてはもちろんわかるからその重圧が視覚的に広告として現れているのは凄まじいなという。

日本の海の絶景100というムック本を買った。あまりこういった本は買ったことがないが書店で見かけてこれは自分が買うべき本だと直感したので購入することにした(途中カポーが向かい合っていある写真があったので少し躊躇してしまったが、結局買った)。綺麗な写真が多くてよい。こういったいい雑誌はわずかながらの応援の気持ちで買っていきたいところ。雑誌に載っている場所をいちいちgoogle mapで場所を調べて行きたい場所に追加するという使い方をしている。このような写真を撮影するフォトグラファーになりたいなあなどと仕事を舐めている人間なのでそう思うところです。ところでアスペクト比シネスコサイズの写真がけっこうあるけどデジタル一眼のアス比は3:2だというし上下をトリミングしているのだろう。静止画で見るシネスコサイズの写真も悪くないのだなと思った。

相変わらず言いたいことを言うだけの居酒屋ブログだがちょっとすっきりした気がする。