去年に続きいしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭のため金沢とその前に能登半島まで行ってきました。
朝4時前に目が覚めたのでもう出発しようかと思ったものの県内は雨が降っていたため 止んでから午前7時前くらいに出た。いつもの糸魚川のガストで休憩ののち富山へ。入善町の杉沢の沢スギにある沢スギ自然館に行ってみた。ここは今まで時間が合わずなかなか中に入れなかったところで、2020年には自然館のなかには入らず沢スギを散歩して終わりました。
今回は問題なくやっと入館することができました。無料で入れるし展望台からの眺めがよかった。田んぼに水が張っているのがいいですね。館内のビデオも見ました。昔は開拓もされてなくあたりに森や林が広がっていたそうです。その当時はどんなだっただろうと思いをはせました。
南方面
北方面。向こうは海
黒部市の生地海岸あたり。奥に見えるのは立山連峰でしょうか？ 画像ではよく写っていないものの白く綺麗に見えていました。
次は滑川市のほたるいかミュージアム。ここも何度も脇を通っていながら入っていませんでした。5月の今は活きたほたるいかが見られる時期とのことで、少し入館料が高くなっていますがほたるいかの発光ショーを見ることができます。暗闇の中で青く発光する様子が人間を含めた生命の一瞬の輝きに思えて少し涙が出ました。
発光ショーの箇所は撮影禁止なのでこんな写真しかありません
さて少しお腹がすいたものの特に食べたいものもなかったので、ここの売店にあったほたるいかバーガーを食べることにしました。がそれほど混んではいないのにレジが遅く、さらに私のバーガーの順番が飛ばされてなかなか番号が呼ばず結構な時間待たされることに。こんなに時間がかかるのはおかしいと思い申し出たところまだ作っていないとのこと。それからすぐに作って出してもらえたのですが、実はそのときちょっと気持ちが急いでいまして、というのはこれからもし時間があれば今日中に能登ののとじま水族館まで行くことを考えていたため、実はけっこうげんなりして正直なところ勘弁してほしいとは思ったのですが、しかしここで怒ってはいけません！ こういった不測の事態があっても怒って腹を立てないことが大事です。きつい言い方はしていませんがそう聞こえてしまったかなとあとで申し訳なく思いました。それにここで時間を使って水族館をあきらめたことが結果的にはよかったのでした。
かじったあとが汚かったので少しモザイクを入れました。
ほたるいかバーガーは確かに美味しかった。その後ぼんやりとして気づかないうちにスマートフォンを落としてしまい、ちょうど拾われて警備員の方がどこかに持っていこうとするところを発見。助かりました。
去年と同じく雨晴海岸と氷見を経由して、宿泊地の七尾まで行きます。日が沈むまでまだ時間があるので、海沿いを走って県道246から灯台があるらしい鵜浦のほうに行ってみることにしました。
漁港の奥に入って進んでいくと……
両側に海。一体なんだここは。まさかこんなところに出るとは！ 何かただならぬ場所に来てしまったと直感しました。
最果て感がすごい。ほとんどグーグルマップ等のサイトで評価件数の少ない場所ですが、いきなり現れた海に浮かぶ小島とそれに近くに民家のある風景に本当に驚きました。こんな場所があるとは。
ここに来たことの証にバイクを入れて撮影。島を巡ってみることにします。
最果て感がものすごい
まるでノベルゲームのNever7にあった過去にタイムスリップする神社のよう。
一体この場所はなんなのか。あとで調べたら非常に貴重な伝説の証言がありました。ほとんど忘れられた地といえる場所でした。
少し離れた場所にある灯台にも行きました。恋人の聖地とかもそうですが誰がなんのためにデートスポット化をすすめているんでしょうか。わざわざこんなところに来る人は少ないと思いますが……
帰るときに森の中にある神社があり、寄ってみたいと思ったのですがオートバイを家の前に駐輪すると怪しまれるのではないかと思いスルーしてしまいました。しかしここは寄ったほうがよかった。
あとで知ったことなのですが、なんと能登島沖の海で終戦すぐあとに第二能登丸遭難事件という出来事があったそうです。そして亡くなった鵜浦地区13人の名前の刻まれた石碑があるのがスルーしてしまった御門主比古神社の前でした。またいつかここには寄りたいと思いました。
さて七尾市外に着き、特にこれが食べたいというものがやはり思い当たらないので去年と同じくまたもはま寿司にしました。
さすがに神の味とまではいかなかったがなかなか。黒マー湯ラーメンが美味しい。
加賀屋が大ボスとして構えている和倉温泉ですがその近くにあるゲストハウスに泊まります。
二段ベッドがあり四人泊まれる部屋。綺麗な和室でした。
近くに廃墟になったホテルがあったので行ってみました。2014年閉館のホテルなおき。まだ10年経ってないのにかなり荒れて（荒らされて）ました。
去年と同じココスに参りました。英語の本を読もうかと思ったものの疲れていたのでとても頭に入らず、二時間くらいネットで時間を潰しました。どうやら疲れ切ると回復するのにやはり二時間は必要なようです。
夜10時前には宿に帰ってしばらく後に寝ました。
その2に続く
